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UR都市機構ねぇ…

今週これに似た話を職場で聞いてて
唖然としたわ。
同じくUR都市機構に関する話。


近隣の小学生が通学路に利用していた
数棟建つURマンションの間に散りばめられた広い歩道。

歩道を抜けると車の通らない区道の緑道に接していて
車が入れないよう金属製のポールは常設されてはいるけど人や自転車はURに住む人以外でも自由に行き来できる仕組みになっていて
誰もがそこを普通に行き来してる道。

そのURが建ったのは記憶の範囲では
20年くらい前にもなるはず。
それまで一切学校へ苦情など無かったかと思われる。


それが最近になって
ある住民から苦情が入ったそうで

その歩道を通学路で使うなと。
歩道分も賃貸料を払っているんだから
関係者以外が通るのは許さん!

という内容だったらしい。


これに慌てた学校側は
URに直接問い合わせをしたんだそうな。


その回答は



「私道となるので通らないで下さい」

だったらしい。



【通らないで下さい】
といった看板は立っていないし

小学生だけじゃなく
誰もが当たり前に利用してきている道だ。
私を含め誰もそこが通ってはいけない道だと思いもしないだろう。

設計した側も
当時はそれを想定して歩道作りをしているとしか思えない道の作り。


1人の住民が発した苦情によって
UR側も契約者側に肩を持つ。


これ、当然なんだろうか。


言葉でうまくその風景を伝えられないけど
ほんと利用可の作りでしかなくて
当たり前に使ってた道。

しかも未だに通り抜け不可の表示も無く。



夫の両親が川崎のURに10年ほど住んでいたけど
そのURも向こう側の公道に抜けられる仕様になっていて

住民以外の多くの人がそこを使っていたのを見てきている。

もちろん看板などありもしない。

そして通り抜ける人が間違っているとも浮かんだことすらない。


一般的なマンションなら
住民以外は通らないよう仕組みがあったり
警告の看板があったりもするし

特殊😅な発想を持っている人は別として
たいていの人なら
通っても良い道かそうじゃない道かくらい
見たらわかると思う。


Xに投稿されたこの写真を見ても
広場の柵の高さは結構ありそうで
高さが必要だったのはボール遊びを想定していたからではないのだろうか。


うちの向かいにある大きな公園にも
ボール遊びをやれる広場があるけど


「夜間の利用はできません」
って看板が立ってる。


それでも夜中にサッカーの練習をする
ボールのドリブル音が響いてきたりして

流石に夜中12時を回って聞こえてくると
隣家としては眠れなくて辛かったりもした。

でもそれは明らかにルール違反をしているわけで苦情の対象にはなったかもしれないけど


ゼロか100って発想はいただけないと思った。



ルールは社会生活を営むために必ず必要になるものでありつつ
がんじがらめに縛り付けるものになってはいけない。

互いに譲り譲られ
互いの立場を尊重して成り立たせていくのが
ルールではないのだろうか。



私が子供の頃は
人様の広い庭を近道にして
通学したり遊びに出かけたり…

もちろん今の時代にはそぐわないのだけど
通るときには必ず
「通らせてくださーーい!」
と家主の耳に届くよう大きな声で言いながら
使わせてもらっていた。

そして1度も家主から文句を言われたことなど無かった。


「お互い様」って言葉を
最近聞かなくなった気がしてる。


みんな自分のことしか考えられない時代になっていると
あらゆる面からそう感じてしまう。