おはようございます フローネです。

 

 

今日は、心豊かになるお話です。

 


昨日、おばが入所している施設から電話があり


おばが熱を出して、救急でかかるということで
病院に行ってきました。
 

 


救急に入る前に、叔母と会いましたが
熱があるせいか、少し苦しそう
 
声をかけたけど
眉間にしわをよせて
ぐっと目をつむっていました。
 
(今は、熱も下がり、症状も安定しています。)

 


その後、検査〜入院になるまで
3時間ほど待っていたんですが
 


その間、一緒に付き添ってきてくれていた
介護士さんと話す機会があったんです。


 
そのお話が心にじわ〜んときたので
 今日は、それについて書こうと思います。
 


 


その介護士さんは
仕事をもう16年も続けられている
ベテランの方。


 
話す声もやわらかく、言葉も丁寧で
わたしも話していて、

背中がスッとまっすぐになるくらい。

 

 

その介護士さんが
私の叔母について話してくれました。

 


おばさんはとても頑張ってらっしゃいます。


食事は必ずしっかり食べてくれます。


気力だけでも、体力だけでもダメですもんね

 

 

いつも利用者さんに

伝えているんですが

 


食べることと、排泄することは

本人さんしかできないことなんですよ
 
だから、しっかり食べてくださいね。

 

それ以外のことは
私たちがサポートしますから、って。

 

 


そして、わたしのことも話してくれて・・・。


 
私がまだ訪問介護のヘルパーをしていたころ
大好きだった利用者さんが、
 
この介護士さんのいる施設に入ることになり
挨拶にいったことがあったんです。


そのときの様子を
今日、叔母に付き添ってくれた介護士さんは
よく覚えてくださっていたようで

 

 

「まよさん、

三木さんに会いにきてくださいましたよね。」



と懐かしそうに笑顔で話してくれました。

 


「わたし、あれは本当にショックだったんです。」

 

 

あれ? あれってなんだろう?


って思いながら続きを聞いてました。



利用者さんの部屋に入るときにいきなり

 

「ハローーー ミッキーさぁん!」って


入っていかれたじゃないですか

 

 

それを聞いて

へぇぇぇぇ! 

三木さんのことをミッキーさんって呼ぶんだ!

それにハローって!!!

 

 

ってなったらしいです(笑)

 

 


あの当時、イギリスから戻って、

まだまもなかったのかな。。。


イギリスかぶれの

変なヘルパーだったと思います(笑)


 
「あの声の掛け方や、

話し方は、女優ですよね(笑)


わぁ〜楽しそうだなぁ〜って、

すごく勉強になったんです!

 

あれから、三木さんはずっとみんなから 

ミッキーさんて呼ばれたいたんですよ。」

 

 

「人 対 人」ですもんね。

 


気持ちが大切ですよね。


 
私は介護の仕事は、

一石二鳥 ならぬ 三鳥くらいあると

思っているんです。
 


働いて、感謝されて、それもたくさん感謝されて
心がとっても豊かになるんです。


 

とってもいい仕事だと思います。
  



 
私も、介護の仕事は大好きだったので

彼女の話しを
「本当ですよね、そうですよね。」と

頭をブンブン振りながら聞いてました。

 

 

人を思う心が深ければ深いほど

 

目の前の人の本質が見えてくる。

 

 

それは なぜか?

 

その人 そのものを見るから。

 


一時的な態度や言動で


【この人はこういう人】と縛らずに

 

決めつけずに

 

うちなるものだけを見ていく

 

 

それは

その人の気力であったり


食欲であったり、体力であったりする

 

 

叔母は、口では

 

「この世に未練などないわ。」

 

なんて言っているけれど

 

毎食、しっかり食べて

 

しっかり生きている。

 

 

削ぎ落とされた内側だけを見ていくと

 

 

みんな みんな

その人の人生を一生懸命生きている。

 

 

そう思うのです。

 


彼女と話していて

 


あぁ、また介護の仕事に戻りたいなぁ。

 

 

そう思うくらい


 

心がほっこりした

介護士さんとのお話しでした。

 

 

P.S.

今日、叔母に面会に行ったら

目を開けて、私の話を聞いてくれてました。

 

帰り際、「またね」って手を振ったら

手を振ってくれて、、、。

 

父の姉なので

 

父にすごく似ていて

 

父が手を振ってくれているようで

 

…泣けました。