ディーターが

疲れた私にいれてくれた紅茶。


ありがとチュー

 
 

ある朝のできごと。

 


その日は雨。


ディーターは

天気がいいとガレージで

バイクのメンテなどの作業をするけど

 

出来ないので家にいた。



私は、実家の犬を、

トリマーさんに連れて行って
帰ってきたところ。
 

ディーターは

私にやってほしいことがあったけれど



私はその後、出かける予定で
 


「この後は、お出かけするからね。」
 


と言ったら
 

『いつもマヨは何かあるんだね。
やることばっかりだ・・。』とボソッと。
  


ん?何か私が必要なことが

あったんかい? 

 

と、その言葉で気づく。


どうやら、オークションの出品を

手伝って欲しかったらしい。

 



【言ってくれなきゃわからへん】


【っていうか、早く言ってーよ】


というところから始まる


あーだこーだの口論ww
 
 

一見、

 

朝から口論=イヤなこと


のように思える光景だけど

   


ほんとうは

大事な時間だったりする

 

特に

ディーターみたいに

気を遣いすぎる人は

 


ちゃんと話をするという

時間が必要

 

  

そして

走り過ぎてしまう私にとっても

とーっても必要笑い泣き

 

少し落ち着いた頃


ディーターが紅茶を入れながら

話し始めてた



ロンドンにいた時の

同僚でルディってやつがいたんだけど

 


上司に、週末も働いてくれって言われて

彼が返した言葉が



人生の中で

僕たち人間が


やらなきゃいけないことは


たったの3つだけなんだ

 


食べること

 

寝ること

 

トイレに行くこと

 

それ以外は


やらなければいけないことじゃない

 


だ か ら


僕は、週末は


仕事にこないからねチュー

 


 

そう言ったんだよ。

 

彼は、セミプロのサイクリストで


週末はいつも

サイクリングをしたり、

大会に出たりしていた。


 

週末も、大事な大会があって

それに出たかったから

 

上司にそう言ったけど

 


生きている中で


ならなきゃいけないことなんて

 

そんなにないんだと思うよ。

 

 


何かと【やらなきゃ】と思って

頑張ってしまうところがあるけれど

 


それはきっと

この国が、そういう教育を

しているからなんじゃないかな。

 


 

 

不安ガーンガーンガーンガーン

 


その言葉を聞いて、ハッとした。

 

イギリスに里帰りしたときに


人生で大切なことを

 

学び直したと思ったのに

 

日本に帰ってきて

1ヶ月経って


 

また元に戻ってしまっていた泣き笑い


早すぎるやろ…

 


 

食べること

 

寝ること

 

トイレに行くこと

 

 

ほんまやな、大事やわぁ。

 


 

あれ?

 

 

これって、、、。

 

 

どっかで聞いたこと、、。



 

マズローの5段階欲求の


生理的欲求じゃないかっ爆笑


 


マズローの5段階欲求

 

 

ルディがそれを知っていたかどうかは

おいといてww

 


困らない程度に

住む場所も、仕事も、食べるものも

ある場合、


 

人々は、

承認と、自己実現のあたりで

行ったり来たりしてしまうのかもしれない。

 

 

特に私のような人間は(笑)

 


だけど


そんな時こそ

 

積み上げてきたものを


しっかりと振り返り

 

そこにある幸せを感じる時間が

 

とっても大切なんだよなぁ。

 

 

そこがすでにあるから


見えにくくなる時ってあるよね。




何かが

うまく回らなくなった時は

 


 



何も考えず

 


生理的欲求を満たそう指差し飛び出すハート

 

  

ちゃう、ちゃう

 

今まで

生理的欲求から所属と愛の欲求まで

コツコツと築いてきたものや

 

気づかせてくれた

 

周りの人たちや出来事を

 

振り返ってみよう。

 

 

そうすれば

 


イライラも、忙しさも、悲しさも

 

穏やかに、ゆとりのある、優しさに

  


変わっていくんじゃないかな。

 




そんなときは

出来ないことが出てきても

 


自分の中で【よし】としよう。

 


 

【よし】とすることが大切ドキドキ

 

 

出来ない自分を

許してあげよう、そうしよう!

 

 

 

進んでいるとき

 

止まっているとき

 

 

どちらも

私たちは、何かに誰かに

 

ずっと支えられているんだよね。

 

 

そう思える【心】と一緒にいれる時間を

作ってあげよう。

 

 

あまり【忙しく】していると

【心】を【亡くす】もんね。