今日は
『避難所体験訓練』に参加してきました。
『避難所体験訓練』に参加してきました。
私たちの地域は、熊野灘に面しており
南海トラフ地震も今後30年以内に70%〜80%
発生する確率があり
マグニチュード8〜9クラスの地震がくると
予測されています。
最大震度が7としたら、最大津波は17m
この土地の大半はのまれてしまうでしょう。
その日に備えて毎年『避難所体験訓練』を
自治会員さんで、みえ防災コーディネータの方が
開催してくれています。
まずは炊き出しの準備です。
お米は「お米袋」と細い竹串(短め)を使って
大鍋のお湯の中に入れてグツグツと炊きます。
大鍋のお湯の中に入れてグツグツと炊きます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191006/15/picorinatte/34/ff/j/o1080081014608141400.jpg?caw=800)
中に大きなざるを入れてあるのは
お米が袋から出てしまっても
ザルの中に止まっていることと
一気に取り出せるからだそうです。
最初は、袋の詰め方が違っていて
お米がふっくら仕上がらなかったり
竹串の留め方が反対で
お米が全部、袋からでてしまったり
たくさん失敗をしていたそうです。
だけど、そのおかげで
今のやり方に気づいてうまくできるようになったと
おっしゃってました。
たくさん経験してわかること
ほんとにたくさんありますね。
それをコーディネーターの方は
おしげもなく伝えてくれる。
本当にありがたいことです。
災害時には、むらす作業など出来ないかもしれませんが
練習の時は、いろんなやり方で、どれだけ美味しいご飯が
炊けるかを検証しているのだそうです。
できあがったご飯はふっくら艶やか
そして、やわらかく仕上がっていました。
ご飯を炊いている間
野菜たっぷりの豚汁を作ります。
材料は、豚肉、人参、大根、白菜、ネギ。
具だくさんなのでお野菜がたっぷり摂れますね。
材料を切ったり、使ったまな板やボールを洗ったり
和気藹々とみなさん協力して作業をしていました。
訓練だからこうやって笑いも出て
楽しくできるんだろうね、
災害が起こったらどうなるかわからないけれど
みんなで協力して何かをやるって
心があたたかくなるのよね。
と参加されていた方が話されていました。
炊けたご飯はみんな銘々におにぎりにして
豚汁と一緒にいただきました。
おにぎりもやわらかで
ふりかけもつけてくれていました。
「ん〜どれにするか迷うなぁ〜」と
いろんな種類のふりかけを見ながら言ったら
「そしたらふたつ取ったらええやん〜」
って主催者さんが言ってくれて・・・や、優しい(泣)
田舎の人たちは
とっても、とっても優しいのです。
ここにいらっしゃるみなさんが
いつまでもお元気で
毎年、何事もなくまた和気藹々に
この訓練に参加してくれますように。
あ、締めのような言葉になりましたが
まだまだ訓練は続きます。
次は、はじめてやったんですが
大好きになった訓練でした。