三木里の小高い山の上にある
法念寺さんの法話の会に行ってきました。
 
 
秋田からいらしてくださった
佐藤俊晃先生。
 
5年前にもお会いしましたが
その時も、命のお話を
してくださったことを覚えています。 

 
 
 
今回は、
 

お釈迦さまおススメの
長生きのしかた 
 
というお題で、お話してくださいました。 
 

  
佐藤俊晃先生のお言葉は
いつも優しく心に残ります。
   
 
どうすれば長生できるか
のお話ではなく
人生、生きていると
良いことも悪いこともある
 
その予期出来ない人生を
どう生きていくか、を
先生自らの辛い体験と共に
私たちに伝えてくださいました。 
 
・庚申さま 

・六波羅蜜 
ろくはらみつ
  
・常懐悲感 心遂醒悟
じょうえひかん 
しんすいしょうご
 
一番心に残ったのは
最後の言葉
 
・常懐悲感 心遂醒悟
 
悲しみはあなたを落ち込ませるものではない
 
悲しみをしっかりと
感じ、抱いて生きていると

 
その悲しみが慈悲の心となり
他の悲しみを自らの悲しみとして受け入れることが出来る。
 
うろ覚えなので
私の勝手な解釈入りですが笑
 
大切な人や、ものを無くした時
悲しみにうちひしがれて
悲しみの中にとじこもり
外を見ようとも思えないが
 
いつか必ず
なにかのキッカケで
外を見ることが出来る
 
そして、その時
今までより深く世界を
感じ見る事が出来ている
自分に気づく。
  
人生、長く生きていると
したくない経験もしなくては
いけないんだなって
思って辛くなる時もあるけれど
 
悲しみは、私たちを
より深く成長させてくれる
有り難い感情なのだと知り
 
生きていくことに
希望を持てた気がします。
 
有り難い時間でした。

 
佐藤俊晃先生の著書です