27の時にイギリス🇬🇧に留学。
半年の滞在の予定で行ったんだけど
日本とマンチェスターの物価の
違いとか、最初はわかんなくて
手持ちのお金で
いつまでいれるのか不安で
知り合いがバイトしてた
日本食レストランで働らく？
って言われて
働き始めたわけなんですが
どんな日本食がまかないで
食べられるんだろう
魚の照り焼きとか
炊き込みごはんとか
どんぶり物もいいなぁ
なんてワクワク夢見る少女だったのに
なんと
オーナーは香港人で
料理人は台湾人
ウエイターとウエイトレスは
ポーランド人
出てくる料理は
チキンと野菜のカレー炒め
みたいな、なんかちょっと
ダマされてるけど、おいしいw
って感じの
日本食とはほど遠いまかないでした。
そして
日本人は新米の私だけ…
紹介してくれた
日本人の友だちは
シフトが合わなくて
私はポーランド人の
エリックと働くことに、、
英語を早口で話すエリックに
スローリースローリーって
何回行ったことか💦
マンチェスターに行って
そんなに経ってないから
英語もままならない
オーダーを取れず
モジモジしてたら
女オーナーに叱られ
頑張ってオーダーを取ってみたらば
聞き取れなくて間違えて
またオーナーに叱られ
働きに行ってるのか
叱られに行ってるのか
あまりよくわからない
修行のようなバイトだったけど
そこにも唯一の楽しみがあって。
そのレストランは
一階が調理場で
二階がレストランだったから
私とウエイターのエリックは
いつも二階
女オーナーは
電話予約の対応や会計を
してたから常に下にいらっしゃるw
私たちがいる二階には、
デザート用の大きな冷蔵庫があって
毎回、エリックと私は
そこからこっそり、
色んな種類のアイスクリームを
取り出して、2人でニンマリしながら
このスリルがいいよね
って言いながら食べるww
叱られるけど
アイスクリームを食べることで
ちょっと仕返ししてる気分になって
楽しかったなぁw
そこは本当に
なんちゃってレストランで
コース料理は
スターター
のり巻き
すき焼き
デザート
または、
スターター
のり巻き
サーモンのガーリック醤油焼き
デザート
他にも色々あったのかも
しれないけど
イギリス人のお客さんは
どちらかのコースを
よく選んでた
お寿司も、メニュー写真はあるのに
その店にあるのは
カリフォルニアロールのみww
1度、めったに来ない
日本人のお客さんが来て
「じゃ、寿司もらおうかな
まずは、まぐろと、タコと」
って言い出して
えっと、まぐろとタコは
いま、切れてまして…
と言ったら
「えーないのー？
じゃ、サーモンはあるよね？」
って言うので
はい…
あるにはあるんですが
握りでは出せなくてですね
「なんだよーじゃぁ
何があるんだよー！」
ってキレ気味になり
えっと
カリフォルニアロールだけです…
って言ったら
えらい勢いで怒られましてねー
そりゃ怒るのも無理ないですわ
日本食レストランに入って
浴衣着た日本人のウエイトレスがいるのに
お寿司は
カリフォルニアロールしかないって
そりゃー怒るのも無理ないですよねw
じゃ、女体盛りかわかめ酒だな！と言われて
どついたろかこのおっさんって
思ったけど
この人たちも
遠路はるばる家族と離れて
このマンチェスターに来てるんだから
我慢よ、我慢って言い聞かせて
あらーそれはまた今度、オホホホ。
って笑顔でお返ししましたw
そんなマンチェスターも
今じゃちゃんとした
日本食レストランがあるらしいです。
あの頃、女オーナーが
ポーランド人のエリックと
出来てたりw
それを隠すのに
なんでか一緒に仕事終わってから
カジノに連れていかれて
美味しいサパーを
お腹満腹になるまで
食べさせてもらったり
↑
口止め料だったんだわ！笑笑
まぁ色々ありましたけど
英語の勉強にもやったし
楽しいバイト時代でした。
この次のバイトを知るまでは…