良きリーダーになる重要ポイント(2)は

 

 

育てている人たちを『抑え込まないこと』

 

 

目の前の人を「こういう人間だ」と

決めつけるリーダーは

 

 

 

 

 

例えば、あるリーダーが自分の部下を

 

こいつはいつも私を困らせるやつだ。

 

自分が一番正しいと思っているおお間違いなやつだ。

 

 

 

 

なんて思っていると

 

 

 

その人の話を聞く耳なんて全くありません。

 

 

 

 

その人が、何か意見を言おうものなら

『お前の意見は違う』という思いを前面に出して

最後まで聞かずに、リーダー自身の意見を言って

相手をねじ伏せます。

 

 

 

 

相手がどう言い返そうが、必ずねじ伏せます。

 

  

 

困ったやつは、困ることをされる前に

ねじ伏せておくのが無難だと思っているからです。

 

 

 

 

言葉だけでなく、思いというエネルギーも

使ってくるので、相手は小さくなってるしかありません。

 

 

 

意見を聞いてもらえないどころか

エネルギーで抑え込まれてしまうのです。

 

 

 

 

そういう人は

その人といる限り、自分を出せずに終わります。

 

 

 

 

どれだけ能力があったとしても

 

 

 

そのリーダーが、困ったやつだと

決めつけている限り、抑え込まれてしまうからです。

 

 

 

 

たとえ、話を聞いてもらったとしても

遠回しに、あたかもお前がダメだと言われているように

周りのみんなの前で全否定されます。

 

 

 

 

 

○○さんが、〜がいいと言っていたけれど

そんなことしたら、とんでもないことになるのが

分かっているよね?おかしいでしょ?なぁ?

 

 

 

その話が、誰かから聞いた話だとしても

その人が全否定されます。

 

 

 

 

そのリーダーにとって

その人から伝わる言葉は全て

抑え込まないといけないからです。

 

 

 

 

リーダーは親にも当てはまります。

 

 

 

 

そのターゲットになってる人は

子供に置き換えることができます。

 

 

 

 

先生と、生徒でも同じことです。

 

 

 

 

抑え込まれた部下、子供、生徒は

可能性がたくさんあるにもかかわらず

 

 

 

その芽さえも見つけてもらえず

ただ、抑え込まれたまま過ごすんです。

 

 

 

そうされた部下、子供、生徒は

どういう思いでいると思いますか?

 

 

 

自分には何も出来ないんだって思うんです。

 

 

自分にはなんの価値もないって決めるんです。

 

 

そして自信というものがなくなっていくんです。

 

 

 

 

こうやって、たくさんの

「出来ない、自信のない人」が

作られていくんです。

 

 

 

 

これを書いているだけでも

窒息しそうになりますが、

 

 

 

 

苦しいんですよ。

 

 

 

 

自分を出せないって、

 

 

 

話を聞いてもらえないって、本当に苦しいんです。

 

 

 

 

決めつけから始まる抑え込みは

どんなリーダー、親、先生でも

やってはいけないこと。

 

 

 

 

実際、困った部下がいたとしても

 

 

その人の、違う面を見てあげてほしい。

 

 

 

 

声を聞いてあげてほしい。

 

 

 

 

 

きっと、きっと彼らは

素晴らしい力を持っているはずだから。