魚屋さん

いつも私が行くスーパーに入っていた魚屋さん
新鮮な魚を扱っていて、お刺身の鮮度もバッチリ～
西京漬けやみりん漬けの味付けも美味しい～
そして、その魚屋さんのおじさんやおばさんも愛想がいい

ところが、先日突然魚屋さんが変わっていてビックリ

どうやら、小売業と卸業を営んでいた魚屋さんは
小売業を廃業し卸業専門の業者さんになったようで・・・

なんだか、淋しい～

子供たちが保育園の頃から、その魚屋さんにお世話になっていた我が家
すっかり顔馴染みになって、値引きしてもらったり
おまけをつけてくれたり感謝感謝でした～

店主のおじさんは、中１の長女が保育園の頃
「おじさんと私は、お友達だよね～ 」と、いうくらいの仲良しさん。
おじさん、子供好きのようで、よく話しかけてくれたので子供たちも大好き

長女が小１の頃には、売り物の生きたサワガニを
「育ててやって 」と３匹プレゼントしてくれました。
子供たち、真剣に育てていましたね

カニがエサを食べたとか、カニがはさみをチョキンとしただとか
カニに名前をつけた とか、何から何までおじさんに報告
残念ながら死んでしまったときも、お墓を作って埋葬し報告してました

おじさん、いつもニコニコしながら
「おねえちゃんとこに行ったカニは、幸せだな～ 」
と、いいながら子供たちの話を聞いてくれました

小５の次女が保育園の頃は、開いている魚をみて
「魚は平べったいまま、どうやって泳ぐの 」と、質問

おじさん、わざわざ開きホッケをパタンとたたんで
「魚はこうやって泳ぐんだよ～ 」と見せてくれました。
「それを、漁師さんが捕まえて、おじさんたちが開くんだ 」

とても簡単な説明が良かったのでしょうね～
「だから、ここの魚は全部平べったいのか～ 」
幼かった次女は、納得してました

そのおじさんの顔、もう見られないんですね～
ポッカリ穴が開いたような感じです

長いお付き合いでしたね～
子供たちは、おじさんから色々なこと学びましたよ～
そして美味しいお魚食べさせてもらいました～
ホントにお世話になりました～

今後も卸業専門で、頑張ってくださいね～