まーじゃんのおじいちゃん | The Long And Winding Road

The Long And Winding Road

ヒマすぎてブログ始めてみました。
本当にヒマすぎるので内容が不安です。。。

いろいろあったなってことでビートルズの曲名にあやかり名前をつけました。
昔のブログと一緒にしてみた(`=ω=´*)

どうも、みなさま

だいぶお久しぶりでございます。

ぴこりんでございます(`・ω・´)

まぁなんというか、

最近ネタもなくてね。

あまりにもやる気がなさすぎて

一日中家で過ごすことが多いのです。

人生が絶望に包まれている気がして動けないのです。

動いても仕方なく感じるのですね。

なので書く事なかったんだね。



そんなぴこりんは

やる気のなさの中に

仕事以外に決まった用事がある。

キリシタンなので日曜日に教会に行くのと

水曜日にはデイサービスセンターに行きボランティアをやる。

ボランティアについては過去にも書いているので参照おなしゃす。



そんな感じなんだけど、

今日は何だか調子が良くてゆっくりと睡眠をとることができた。

いつも土曜日が一番調子悪くて

不眠症のぴこりんは朝までゲームをしたりして時間を潰している。

そして限界を迎えて寝るのだが

お昼には起きてしまったり

それからも二度寝をしたりして

とても不安定な土曜日を過ごす。

昨日は珍しく日付が変わった頃には限界を迎え

ゆっくりと眠ることができた。

昼前に目が覚め。

日中はお母さんとお出かけすることになった。



お母さんは洋服を買いに行きたいからとユニクロへ。

ぴこりんはその後用事があり、送ってくれるとのことで

一緒に車に乗り込んだわけである。

お母さんとは仲良しぴこりん、

いつものようにくだらない話がポロポロと溢れる。

ぴこりん「くせーな、屁ぇこいてんじゃねーぞ

ままぴこ「こいてないよ。あんた臭いんでしょ。

     風呂入ってないんでしょ。

ぴこりん「オレがくせーのか(風呂入ってます)

こんなどーーーでも良い話。

いつも車とかで2人だとこんな軽い感じなんだけど

ままぴこ「あなたにお話があります

いつもにないような真面目な雰囲気。

だいたいこういう時って怒られる。

ぴこりん(やべ… なんか悪事がバレたか…??

25にもなって親に怒られる前にビビるぴこりん。

ままぴこ「Tさんが亡くなりました。

Σ(´;ω;`)!?

Tさんとはボランティアでお邪魔している

デイサービスセンターに通うおじいちゃんだ。

ここしばらく調子が悪かったそうで。

もう覚悟の段階に入っていたようだった。

ぴこりん「いつ??

ままぴこ「さっき連絡があって今日亡くなられたみたい



Tさんはとっても良い人。

ぴこりん去年から通っていたので

まだ付き合いは1年に満たない。

Tさんは柔らかいオーラに包まれている。

とっても優しい人で

とっても謙虚な人で

とっても恥ずかしがり屋で

いっつも笑顔だった。

いっつも一緒に麻雀をやっていたのだが

お世辞にも上手いとは言えない。

でも、麻雀がほんとに好きみたいで

人がいないのを埋めに行くぴこりんがくると

すごく笑顔で出迎えてくれる人だった。

Tさん「おぉ、どもども、御足労ですなぁ先生

といった感じだ。

ぴこりんよりも長く生きてきて

経験豊富なTさんに先生呼ばわりされるのも

なんとなく気が引ける。

ぴこりん「そんな先生なんてやめてよぉ!!

って言っても先生なんだって。

麻雀上手だから、お世話になってるから、

って言って聞いてくれない。

思えば謙虚なTさんの唯一の強情かもしれない。

ちなみにTさん以外の仲間もみんな先生って呼んでる。

すげぇやりずらい。

そんなTさんはすごく謙虚。

ずっと「先生」って謙ってたのはそこからもあるのかな??

自己主張が苦手みたい。

常に周りの人を考えてしまう。

口癖は「すまんねぇ…」。

雀牌を積むのが遅くて「すまんねぇ」。

ぴこりん「そんなの良いんだよ!!

     ゆっくり楽しめば良いんだ!!
 
     速さも人それぞれ違って当たり前!!

Tさん「いやぁ… 手が言うこと聞かなくてねぇ

   すまんねぇ待たせちゃってよ
 
とまぁ… 謝ってばっかなわけで。

調子が悪くて足腰立たず、

車椅子に乗ってる時があった。

テーブルにまで連れてきてもらって「すまんねぇ」。

職員さん「仕事だもんねー(笑)

Tさん「いやいやぁ 無駄な時間を使わせちまったよ

ぴこりん「無駄なことなんてないでしょーよー

     そんな謝ることないよ!!

Tさん「先生にまで気を使わせちまってすまんねぇ」

といった感じ。

とにかく謝ってばっかりで

常に周りを見ているおじいちゃんだった。

麻雀ってのは誰かと戦うゲーム。

相手に手牌を見せず

河を作って相手を欺き

騙された人が騙しきった人に点を払うゲーム。

言い方悪くするとね。

Tさん、麻雀大好きなんだけど

先にも書いたようにあんまり上手じゃない。

だからせっかくなのに和了できないでいる。

けっこう最下位になっちゃってて。

そんなTさんがかわいそうだから

ちょっと手加減したり。

ぴこりんが点数を散らしてあげたりするんだね。

でもTさんが和了しないとどうにもならない。

他の2人がバカ勝ちしないように抑えさせても

やっぱTさんは負けてしまう。

そんなTさんだけども

麻雀に絶対なんてものはない。

いくら確率高い方を選んでも

次に引いてくる牌は見えない。

裏目を引くことが必ずあれば

どんなに薄い目に張ってても

そっちに寄ってきて和了することはある。

極端にいえば

プロが素人とやっても

素人が最初に配られた牌で和了してれば素人が勝つ。

そんな究極な話ではないが

Tさんだって和了するんだよ。

そうするとTさんは満面の笑みになった。

心の底から湧いてきたような

すごく可愛らしい笑顔だった。

そんな笑顔なんだが

麻雀は対人戦。

誰かが点数を払うことになる。

Tさんは申し訳ないようで

他のおじいちゃんたちが

「あぁーあがられちまったかよー!!

ってショックそうにしてると

ちょっとしょぼんってなっちゃう。

そして8000点とか12000点とかの和了なのに

Tさん「あぁー… いくらかね…??

   2600点かい??

って言う。

毎回決まって2600点なのだ。

1000点や1300点だとさすがに低すぎるって思うのかね??

ぴこりん「Tさんこれ8000点だよー!!!

     やったねー!!おめでとー!!

って言って訂正する。

ぴこりんがワイワイやるから他のおじいちゃんも

「いやぁーこれは読めなかったわ やられたよ

と楽しそうにしてくれる。

そんな仲間に囲まれたTさんは笑顔になる。

またこれが可愛かった。



Tさんは去年、冬の頭くらいからずっと調子が悪かった。

秋も終わりを迎えようかってくらいに

すごく調子が悪そうにしていたことがあった。

ぴこりんが行くと

Tさんはずっと寝ていたようだった。

話に聞くところによると

Tさんはとってもお風呂が好きみたいで

何があってもお風呂お風呂って言っていたみたい。

行事を休むことがあっても

お風呂は欠かしたことはなかったみたいで。

そんなTさんがお風呂に入ってないなんて

ほんとに大丈夫かと職員さんが心配していたくらい。

ぴこりんが来たと聞いて起きてきたTさん。

みんな「なら大丈夫でしょ」って

なんか軽い感じだったんだけどね。

ぴこりんは心底心配だった。

ぴこりん「大丈夫?? ムリならダメだよ??

     大丈夫になってからでもゆっくりできるからね??

Tさん「ここまで来てもらって申し訳ないですよ

   ごほごほ… あぁ…すまんねぇ…
  
   咳が止まらないんですよ…

といった感じ。

対局中も定期的に噎せてしまって。

その度にすまんねぇ…してた。

お母さんも心配してたみたいで

ままぴこ「ムリして起きてきたみたい。

     あんまりムリさせるわけにもいかない。

って言ってた。

お母さんはそこの職員さんね。

偉い人なんだよ。

ぴこりんもTさんにムリしてほしくなくて。

その時はTさんも風邪かもって言ってたし

しばらく、Tさんが回復するまで、

行くのをやめた。



お母さんはTさんの病状を教えてくれない。

というか、ぴこりんが聞こうともしないので

お母さんのせいではない。

向こうにも個人情報のなんやかんやがどうこうだから

ぶっちゃけぴこりんが聞くのも微妙だった。

ぴこりんはもちろん個人情報のことも知ってたけど

あんま気にしてなかったんだよね。

でも聞こうともしてなかったな。

軽く考えてた。

最近だった。ガンを知ったのは。

今年に入った頃だろうか…

調子が悪くてデイサービスに来られないと言われたのは。

その時にガンだって聞いて。

もう80を超えているであろう(個人情報なので聞かず)

高齢であるので

手術しないのは見て明らかでもあった。

進行も遅いだろうし…

そこも軽く感じてたね。

そのうちお見舞いにでも行けたらって思ってたけど

それこそ個人情報だし

これは家族が絡んでくるから

職員ではないぴこりんがお見舞いに行くのは

ほぼ間違いなく不可能だろう

って思ってた。

勝手に思って行動しなかったんだね。

そのうち良くなって来るかな

って楽天的だった。

ちょっと心配だったのは

うちのじいちゃんもそうだったんだけど

歩いたり外に出なくなった人は

一気に病状が悪くなったりする。

内蔵にきてしまったりして

そのままってこともあった。

なので入院しているTさんの話を聞いて

まさか…って気持ちはあった。

というか

間違いなく思った。

悪い方向に進む ってことに

完全に蓋をしようとした。

良くなってくれ なんて

甘かった。



結局、デイサービスに戻ってくることもなく

今日を迎えた。

体が動かなくなってきて

デイにも行けなくなって

家族と話をするために

1回お母さんがご自宅に伺ったみたい。

その時に久々に会ったTさんは

特に身体的特徴は言ってなかったけど

体が動かない 情けないよ

体が動かなくなるのが怖い

と涙を流して訴えかけていたらしい。

すごく痩せたとか

そういうことは聞かなかったので

ここでも蓋をしてしまっていた。

思えばここが最後のチャンスだったのだろうか…。

いっつも笑顔でいるTさんが泣いていたなんて。

…思えばTさん、もう悟っていたのかもしれない。

25歳のぴこりんが

いつかは自分も死ぬ

なんて思って怖くなるのに

もう目の前に迫っているのを感じたTさん、

その気持ちは計り知れない。



Tさんは今日亡くなって

お母さんも今日休みだったので

メールをもらっただけみたい。

よくわからないところはいっぱいある。

これからの日取りもわからないし。

一応これからの通夜葬儀に関して聞いてみたら

わかってから連絡するって言われた。

個人情報とか家族とかうるさいお母さんが言うんだから

なんとなく出られそうな気はしている。

今回は蓋しない。

本当は会いたかった。

亡くなる前に会いたかった。

人は死んだら話ができない。

どんなにどんなに

ぴこりんが感謝しても

どんなにどんなに

ぴこりんがTさんを大好きでも

この気持ちは

Tさんに届くことはない。

ぴこりんは水曜日が大好きだった。

Tさんをはじめ、みんなに会うのが楽しみだった。

心が沈んでいたぴこりん

何もやる気がなかった

つまらない日常が流れていたが

水曜日にぽっと光が点ったようだった。

出会いに感謝しているし

ほんとうにみんな大好き

Tさんが大好きだった。

ほんと、会いたかったなぁ。

最後に打った麻雀、

Tさん1位だったんだよね。

ぴこりん「絶対次回リベンジするからねっ!!!

っていうのが最期になった。

なんか…漫画みたいだね。

仕方ないから…

リベンジできなかった、

Tさん最強ってことにしといてやるか。



ほんとは会ってありがとうしたいけど…

みんな大切な人がいるなら

今のうちにありがとうしておいてほしい。

Tさん、ありがとう。

いつもありがとう。

ムリさせてごめん。

大好きです。

ゆっくり休んで下さいな。