フィレンツェ2日目の朝。
フィレンツェには2泊します。
朝食はまたハムやチーズ、卵料理やフルーツ、あとはサラダなどもありましたが
本来のイタリアの朝ごはんは甘いビスケットやチョコなどが入ったクロワッサンとコーヒー☕、カプチーノなどで簡単に済ませるそうで、パンやシリアルのほかにも甘い系のビスケット、ケーキやタルトもちゃんとあってホームメイドのシンプルなスポンジケーキが
おいしかったです。
日本じゃ朝からケーキやビスケットなんて!と怒られそうですがイタリア人からすると
甘いもので血糖値上げて1日始めるのに、体を冷やす生野菜を朝食べるなんて体によくない!
と言う考え方らしい…
T君は毎朝ヌテッラというパンに塗るチョコレートペースト(日本でも売ってます)が気に入って食べてました。

しかもここのホテルはなぜか朝ごはんなのにスパークリングワインがカウンターに置いてあってびっくり!
オットはじめ、飲んべえの同じツアーの人は大喜びで朝から飲んじゃってました(;´д`)
午前中はフィレンツェ市内観光。
ここもかなり観光客が多いところなので人が増えないうちに
出掛けます。
フィレンツェはこじんまりした街で、ホテルは街の中心地から歩いて5分ほど。
最初にサンタマリア・デル・フィオーレ教会の前でちょっと写真タイム📷
こちらはあとで訪ねます。

露天が集まる市場の横にイノシンの銅像があって、鼻に触ると幸せになれるとか…
亥年のこの人はもちろん、触る。

フィレンツェは中世に力を持っていた商人、メディチ家が取り仕切っていたので
メディチ家のオフィスの廊下(ガラリア)に自慢の美術品コレクションを展示したことが始まりで、現在の
ウフィッツィ美術館となりました。
ウフィッツィ→英語のオフィス
ガラリア(廊下)→英語のギャラリー
ここも朝9時まえからもう入館するための行列ができていて、我々はまたイヤホンガイドをつけて
ガイドさんに引率されて団体専用口から入るのでそこまで待ちませんが、個人で行くと1時間とか
普通にかかるらしい…
セキュリティーチェックもあります。
絵画鑑賞大好きな私は、ウフィッツィ美術館のことは小学生の時、読んだコミック「有閑倶楽部」で知ってて、
美術の教科書に出てくるような超有名な作品が生で見られるのをすごく楽しみにしてましたが、名画にあまり
興味がない男性陣はイマイチノリが悪い…
でもね、ここもすごいことにフラッシュなしなら写真OKなんですよ!!
「最後の晩餐」もカメラOKだったし、嬉しいな~♪
(でも写真OK、NGもしょちゅう変わるらしいですが・・・)
また、フィレンツェ担当のガイドさんが在イタリア30年のベテランさんで説明詳しくてためになりました
まず天井が絢爛豪華
全部違う絵が描いてあるそうな!
壁の上にはメディチ家の代々の人々の肖像画。
ず~っと廊下はこんな感じなのです。

最初の方はルネサンスの前の時代、赤ちゃんのイエスを抱くマリア様、の宗教画ばかりであんまり面白くない
構図もどれもほとんど同じで、T君は明らかにつまらん、という反応…
教会もそうだし、ヨーロッパの歴史と文化はキリスト教と切っても切れないものなので我々日本人、特に
チビッ子にはピンと来ないと思いますが…
昔は聖書が読めない人も多かったので、絵で伝えるというのは大事だったんですね。

こちらは平面的な聖母子像ばかりだった時代に、立体的な構図で画期的だったジョットの聖母子像。
ちょっと3Dっぽい感じに見えませんか??
八角形の間に豪華な作品が飾られています。
赤いビロードの壁も素敵・・・お金持ち~って感じ

宗教画しか認められなかった時代を経て、人間らしく自然に帰ろうというルネサンス文化が
起こり、だんだん絵の内容もバリエーション富んで来ました。
ウルビーノ公爵夫妻の肖像画。
横顔で描かれてるのが画期的だったそう。
背景に自然がかかれてるのも。

何より、この夫妻、ちょっと不細工
ありの~ままで~♪ということらしいです。
これは不細工夫婦の絵ということでT君も面白がってました
このへんからルネサンスの巨匠たちの名前が。
ボッティチェリの師匠、リッピの「聖母子と二天使」

広い額のマリア様はリッピの愛人をモデルに描かれたとかで、この当時のフィレンツェ美人の特徴ですって。
左はラファエロのお師匠、ペルジーノが少年の頃のラファエロをモデルに描いたという作品。
めちゃイケメン
とはしゃいでたらT君に冷たい目で見られた

ラファエロは美男子で有名だったとか。
ちなみに、右側はもうちょっと後で描かれた20代のラファエロの自画像。
ラファエロの「ひわの聖母子」

すでにたくさんの作品を見て疲れ気味のT君
ミケランジェロの生涯ただひとつの絵画作品。

ミケランジェロは彫刻のほうが有名ですが、ライバルに触発され俺だって絵も描けるんだぜ!と
描いたのがこちらだそう。
彫刻でもそうだけど、線が力強くてマリア様が雄々しい感じなのがほかの絵と比べて
ミケランジェロの特徴らしい。
丸い絵というのも珍しいです。
そしていよいよ、この美術館の真打ち登場。
ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」と「春(プリマヴェーラ)」

こ、これらを生で見られたなんて感激過ぎて…涙出そうでした
柔らかい色使いと雰囲気で構図も素晴らしく、ほんとに素敵でした。
これが500年以上前の作品だなんて信じられない!
美術品にうといオットもこれは見たことある、と言ってた(笑)
もちろん、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品も。
これまた有名な「受胎告知」(上)と、師匠との合作「キリストの洗礼」(下)

遠近法が使われ、イタリアによく見られる糸杉も背景に描かれています。
マリア様が13歳くらいの初々しい少女に描かれていて、とてもかわいらしい。
この当時はそれくらいの年でお嫁入りは珍しくなかったそう。
下の絵で、レオナルドは左下の天使や背景を描いてるそうですが、お師匠が描いたキリストなどより実は
上手に描けているらしい(笑)
美術館の窓からフィレンツェ最古の橋、ベッキオ橋が見えます。
橋には貴金属店が並んでいます。

ほかにも紹介しきれないほどの作品がたくさん。
見応え十分のウフィッツィ美術館でした☆

美術館のとなりはベッキオ宮殿。
メディチ家の宮殿です。今は市役所になっていてここの前はシニョーリア広場。
ここにも彫刻がたくさん置かれていて、レプリカのダビデ像もあります。
そして朝最初に見たドゥオーモへ。
9時前には人もまばらだったけどすごい人出・・・

白・緑・ピンクの大理石で作られた壁がとてもきれい。
中はこんな感じ。
ドームの屋根(クーポラといいます)の部分は12階建てのマンションが入る大きさです、と聞いたような・・・
天井画は「最後の審判」

このクーポラや隣のジョットの鐘楼には上ることができるそうですがとにかく時間がかかるそうで
1~2時間待ちもザラにあるらしい・・・
T君はまた教会?もう飽きた~と興味なさげ・・・
暑いしたくさん歩いて疲れたので、自由時間にVENCHI(ヴェンキ、と読みます。便器じゃないよ汗)という
高級チョコレート屋さんでジェラート休憩。
ここのもジェラートもおいしかった!!

私はいちご、オットはマンゴー、T君はミルクチョコレート。
さすがチョコレート屋さんなのでチョコのフレーバーだけでも8種類くらいあったかな。
午前中の観光はこれで解散。
午後は自由行動だったので、余裕があればピサの斜塔に行こうかと思っていましたが
疲れちゃったので町でお買い物することにしました。
☆つづく☆