2016年イタリア旅行記☆その2・ミラノ編☆ | TEATIME WITH 2DOGS

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犬とおいしいものが大好きです。

成田を発って約12時間。
ミラノのマルペンサ空港に定刻よりちょっと早く(←これが奇跡的・・・笑)夕方6時過ぎに
着きました。
イタリアはサマータイム、日没は夜8時半頃なのでまだまだ明るいのです。
 
ツアー本体の人たちはロンドン乗り継ぎで夜10時半くらいに着くので我々は先にホテルに向かい
チェックイン。
 
中庭のある素敵なホテル。
ピンボケ&部屋散らかってますが(汗)
 
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                                    ↑中庭を見たがってたT君既に撃沈。
 
夕食を食べに行く気力もなく、強烈な睡魔に襲われ私とオットも9時過ぎに撃沈。
-7時間の時差ボケとの戦いの始まりでした~。
 
結局夜中の1時過ぎくらいに目が覚めてしまい、そこから眠れず7時にツアー本体の人たちと
コンダクターさんと合流し朝食へ。
 
そして事件?は朝食後起こりました・・・
中庭をちょっと散歩して、さああとはトイレして歯磨きしてチェックアウトすればOK~♪と、優雅な気分で部屋に戻ると、カードキーを差し込んでもドアが開かない。
オットがフロントに行ってカードをリセットしてもらいまた開けようとしても開かない。
ヤバい。
非常にヤバい
 
今日は朝イチで、このツアーのメインイベントと言っても過言ではない、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を見学する日。
時間指定のチケットを予約した上で、一度に30人ほど、15分間しか見られない限られた
公開なのです。
集合時間絶対厳守の第一日目に遅れるわけにはいかないのだ!!!!
タイムリミットあと10分。
 
必死の思いでカードキーを差し込みむと同時に、ドアに思いっきり体当たりしたら開いた
んも~、ヨーロッパのホテルのドア、建てつけ悪すぎ!!!
大急ぎで身支度して荷物を持ち、ホテルロビーに集合しましたDASH!DASH!
 
コンダクターさんもこれは遅れたら見られないので~、と焦ってました
ほんとにすみませんですあせるあせるあせる
 
そしてバスで出発。
ミラノは(と言うかイタリア全土は)夏のバカンスシーズンで人はほとんど出かけていて、お店も
閉まってるし道も空いてる・・・
 
「最後の晩餐」があるのは、サンタマリア・デッレ・グラツィエ教会。古い教会です。
ここから現地在住の日本人ガイドさんも合流してガイドしていただきました。
イタリアでは観光ガイドは政府公認の資格を持った人しかできなくて、とても厳しい試験に合格しなければ
なれないそうですよ。
 
 
 
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ここの食堂だった場所にレオナルド・ダ・ヴィンチが壁画を描きました。
 
入替制で15分間のみの入場。でもフラッシュなしなら写真OKになったとのこと!!!
名画を観賞して写真も撮れるなんてすごい~!!
 
これが「最後の晩餐」です。(1495-1498年製作)
 
(クリックで大きい画像になります)
 
 
 
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薄暗い部屋でフラッシュなしなのでやっぱり撮影は難しかった・・・
 
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損傷が激しく、何度も修復され、戦火にも耐え、500年以上の時を超えて私たちが直に
見ることができるなんて・・・感激しました。
薄暗い部屋にぼや~っと描かれた絵を見て、T君はちょっと怖かったようですが(苦笑)
おまけにキリスト教のこと全然知らないから何の絵?この人誰?ってレベルだしね汗
15分経って次のグループと入れ替わり、ショップで絵ハガキなどを買いました。
とても貴重な観賞でした。見られてよかった・・・
 
 
 
 
町中には至る所にこのような「泥棒に注意」の標識もあります。
イタリアはスリ・ひったくり・置き引きは日常茶飯事ですからね~。
 
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「最後の晩餐」のサンタマリア・デッレ・グラツィエ教会をあとにして次に向かったのはスフォルツェスコ城。
15世紀にヴィスコンティ家からスフォルツァ家の居城になり、要塞としても使われていたそう。
内部は美術館になっています。
 
 
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中庭はこんな感じ。
壁に蛇と十字の紋章が。
蛇はヴィスコンティ家の紋章、十字はミラノの紋章の組み合わせでミラノが本拠地の自動車メーカ-、アルファ
ロメオはこの紋章が反対になっているモチーフです。
 
 
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さて、そのあとはミラノで一番有名な中心地へ・・・
 
まず、イタリアオペラ最高峰、ミラノスカラ座。
思ってたより地味な建物だね・・・
 
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8月は劇場がお休み中なのでひっそりしています。
中の見学は可能だそうです。
 
 
そこrからさらに歩くとすぐそばにヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリアがあります。
アーケードになっているショッピングゾーンですね。
TVで見たことあるわぁ~しかも「ぴったんこカンカン」で(笑)
でも写真が上手く撮れなかった・・・
ここもお店がほとんど閉まっていて人通りは観光客だけ、な感じでした。
高級ブランドのお店も並び(そこは開いてた)、リキュールで有名なカンパリのお店もここにあります。(お休み中)
 
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東京ディズニーランドの入門してすぐのワールドバザールはここをイメージして作られたそう。
 
 
床がモザイクでできていて、中央の十字路にはミラノ、ローマ、フィレンツェ、トリノの紋章が
描かれていますが、トリノの雄牛の紋章は観光名物になっています。
確かこれもぴったんこカンカンでデヴィ夫人が回ってるの見たわぁ~テレビ
 
雄牛の急所をかかとで踏んで3回回ると、またミラノに戻ってこられる、と言われているそうで
観光客がみんな回ってくもんだから床がへこんでいます。
もちろん、我々も回ってきました♪
 
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そのガレリアを抜けると大きな広場になっていて・・・
 
 
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ミラノのシンボル、ドゥオーモの荘厳な建物がお出ましに!!
いや~とにかくすごいです!!世界最大級のゴシック建築の大聖堂。
写真が逆光なのが残念ですが・・・
 
教会なので肩や膝の出る服は禁止。
テロを警戒してか、セキュリティチェックも厳重で入る前に荷物検査もあります。
おかげで入場待ちの列が長くて大変。
ガイドさんが引率しイヤホンガイドを付けた団体客は列が別なので比較的早く入れます。
 
 
大聖堂の内部はこんな感じ。柱がえ~っと、62本だったか64本だったか・・・(ガイドさんの話うろ覚え)
すごいなぁ~圧倒される・・・
これが中世に作られたなんてびっくりです。
 
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ステンドグラスも美しい。
古いものは14世紀、新しいもので16世紀のものなど年代別に何枚もあり色や製造過程も違うそう。
 
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見学中にパイプオルガンの演奏が鳴って、何人もお坊さん(司教?司祭?なんて言うのかしらん・・・)が
集まってきてミサが始まってました。
信者ではないので、ちょこっとだけミサの様子を見て教会を出ました。
 
そのあと少しだけ自由時間だったので、ガレリアに戻り教会に退屈してしまったT君とジェラート休憩
イタリアで本物のジェラート食べるの夢だったのよねん♪
コーンかカップか選べて、同じサイズでフレーバーを1つ、2つ、3つと選べます。
T君はチョコレート、私はシチリアレモンとピスタチオにしました。
 
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濃厚なのに口当たりはさっぱりめでおいしかった!!
イタリアの夏もからっとしてるけど暑いです。
 
 
ドゥオーモ見学の後はツアーのお昼ご飯。
本日は生ハムとメロンの前菜&ミラノ風カツレツです。
 
 
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ハムは好きなT君ですが、生ハムはちょっと苦手だったみたい・・・
ミラノ風カツレツは手のひら2枚分ぐらいの大きなカツ!
薄くてサクサクでおいしかったけど量多いな~
レモンを搾っていただきますが、どうしても日本人だからとんかつソースが欲しくなっちゃった(笑)
付け合わせのサラダもこちらではドレッシングは使わないのですね。
塩・こしょう、オリーブオイル、バルサミコ酢を自分でかけて食べるスタイル。
 
昼食後は次の滞在地、ヴェネツィアに向かいました。
ところが、観光バスのエアコンが壊れたらしく、バスの後方座席が冷風が出ず暑くて暑くて・・・
道中辛かったです
 
朝ホテルのドアは開かないし、バスのエアコンは壊れるし、行きのアリタリア航空が順調過ぎてそのツケが
今来たんだろうか・・・とオットがつぶやいておりました。
 
☆つづく☆