できれば残したくないほうの…。

まぁ
「今」は残してこそ思い出だからね。
忘れないからこそ過去だもんね。

そんなわけで
昨日
10月8日

成人式の前撮りでした。

昼間から出掛け
夜は家族で豪華な食事。

前撮りは
なんとも段取り悪く
時間がかかり。
振袖の下には大量に詰め物をされ
何本も紐で縛られ
動きづらいし苦しいしで。

トイレ行かなくていいように水分抜きぃの。
振袖にシワつけないように立ちっぱ。
しんどいですわ。

そして夜食事。
ありえないほどの食事。
一人8500円のコース。
二度とない。

すきっ腹に梅酒ロック。
わけわかんないものまで食べる食べる。
おいしかった。

だがしかし
メインまでガッツリ食べた後

満腹に圧迫に酒がまわり
………自重。
川の美しい流れの映像ください。
食事中の方すみません。

そんな感じで
苦い思い出。

お酒…しばらくは控えます。
そんな自分がめんどくさい。

今更何を望んでも遅い。

今をつくったのは過去の自分。

世界は何のためにある。

自分は何のために生きる。

考えることもめんどうになって
全てを投げ出したくなる。

それが逃げだとわかっていても
消えてしまいたくなるときがある。

いつかきっと夢は叶う。

頑張ればきっと報われる。

根拠のない慰めなんて
ただの刃でしかない。

前向きな自分はどこに消えたの。

時々わからなくなる。

二重人格なのかなって
錯覚するくらい差がありすぎて。


一人でだって頑張れるよ
誰かに助けてほしいんだよ

夢は追い続けていたいんだ
夢なんか捨てて楽に生きたいんだ

強いから
根拠のないそれは強がり

全て向かい風
おどけて言うのは先に突き付けられるのが怖いから

何が本音
どれが自分
向かいたい未来って何
生きたい今って何。
パーマをかけたのは

少しだけ
変わりたかったから。

できあがった瞬間は
自分じゃないくらい
女の子みたいで

それが
少し照れ臭くて。

それを隠したくて
ボーイッシュな格好が増えた。

女の子らしくなったはずなのに
なぜか以前より
そんな格好が似合った。

女の子らしくないあたしが
女の子らしい格好で
女の子らしい髪型なんて

なんだか
向いてない気がして。


誰よりも強くありたいの。

差し出される手さえ
必要ないように。

握ってくれたその掌は
大きくて
あたたかくて
すごく安心させてくれるけど

騎士を目指すあたしに
王子様なんて不釣り合い。

そんな夢さえ
見なくなるほどに

ただ
強くなりたい。


パーマをかけたのは

少しだけ
変わりたかったから。

魔法を浴びて
僕はナイトになる。

守られる女の子じゃない。

大切なものを
守れるナイトに。


そのほうが向いてる。

そのほうが
らしく生きられる。