遅くなりまして。

ゴメンナサイ。批判です。
あたしは、後悔したとは言わないけど、もっくんファンなら行かなくて正解だと思ってしまった舞台。
だから、もっくんファンなら読まないほうがいいかもしれない。

まず
あの舞台に年齢制限ないことが不思議。
そんな場面から紹介しようと思う。
以下、ぴここ的には18禁だと思う。


以下のためのストーリー軽説…
アヒト(もっくん)の部屋は、仲間のたまり場であった。これは、友人の死を追求する仲間達の物語である。
死んだ友人の彼女、ユリカは、ユリカを立ち直らせた存在であるアヒトと関係を持っていた。
しかし、アヒトには、同棲する彼女、ナオがいる。

さてはて。わかっていただけただろうが、アヒトはナオとユリカとの二人の女性と濃厚なシーンを繰り返すのだ。下着姿でベッドに押し倒すなんて序の口。同じタバコを交互に吸ったり、長めのキスを繰り返したり。そしてぴここ的最も観たくなかった、つまり最もいやらしいと思った場面。


以下
仲間が寝静まった部屋。ひょんなことから喧嘩になったアヒトの彼女、ナオは、すすんで買い物に出ていた。一人、アヒトは起きている。事件の話しをするため、部屋にはユリカがやってきた。静かな部屋。椅子に座るユリカの横に立ち、無言で胸に手を伸ばすアヒト。「だーめっ」笑いながらその手を掴むユリカ。ユリカの言葉を無視するかのように、アヒトはユリカをベッドに押し倒す。ユリカはまだ冷静だ。「ナオちゃん…帰ってくるんでしょ?」ユリカの言葉に、覆いかぶさったアヒトは不機嫌そうにベッドを降りる。ベッドを離れようとしたアヒトの手をユリカが掴む。驚きながらも、アヒトはゆっくりとユリカを見つめた。「…やめちゃうの?」やめないで、と言わんばかりに、ユリカはアヒトを見つめる。その瞳に応えるように、アヒトが手を差し出す。人差し指を、ユリカの口元に。ユリカは無言でアヒトの指を口に加える。ゆっくりと、舌を使ってなめまわす。アヒトは、中指もユリカの口元へ運んでゆく。二本の指をしゃぶるユリカ。ふいに口から出すと、今度は横から舐めはじ
める。そして、片手で触れた。
アヒトはその手を振り払い、ユリカに預けたほうの手もゆっくりと離す。ユリカの口からは、溜まった唾液が一筋、ベッドに向かって流れるのだった。


…はい。
ぴここが変態みたいに捉えるのだけわやめてよね。
え?こっち系の文章の才能?
なくて結構よ。



ストーリーについて
矛盾だらけの謎だらけ。
事件についても、時間軸についても、人間についても。
何が伝えたかったのかわかんないし、何を中心にしたかったのかわかんない。
アヒトの性格も、仲間の性格もイマイチ掴みきれない。
ギャグを入れたいのかシリアスにいきたいのかも微妙なライン。
すっきりしない舞台だった。
キャスト様の演技はうまかったと思う。
特に、叫ぶナオちゃんと、崩れ落ちるユリカさんはすごかった。

ごめんね。
でも「舞台」が好きだから。
感想を伝えようとする以上、あたしはあたしの真実を伝える。それが読んでもらうための礼儀だとも思う。

この舞台が好きな人、ごめんね。

再演があっても、あたしはきっと行かないよ。