学校に入って
習ったことがある。

読み切り
つまり
16P、24P、32Pの
ストーリーに
必要なのは3人。
名のあるキャラは
それ以上は不要。
漫画において大切なのは
読みやすさとわかりやすさ。
描きたいキャラを詰め込んだところで、
ストーリーは成り立たない。

舞台においても
同じことが言えるのではないだろうか。
2時間前後という時間で
ストーリーを成り立たせるには
多過ぎるキャストは不要だ。
ただし、ここでいうキャストとは
名のあるキャラのことであり
全体の人数ではない。
舞台の場合
人数が多いことで増すことも多くあるからだ。
今の時期で当て嵌めるなら
BLACK&WHITEは最高にわかりやすい。
そこには二人のストーリーしかないからである。
あの人数でありながら
話に必要なのはわずか。
しかしあの人数によってダンスや殺陣での迫力など
あらゆるプラスを生み出す。
さらに、ブルーガーネットというキーにおいては
それぞれのストーリーを
簡潔にまとめている。

次にあげたいのが、マグダラ。
ぴここがよかったと感じるだいたいの舞台は
このパターンだ。
多過ぎないキャストに
わかりやすく覚えやすい名前。
見分けやすく特徴のある衣装。
多過ぎないことで全員にストーリーを作り
話しが成り立っていく。
さらに
それぞれに見せ場ができる。

また
必要なキャラ以外に
名もないキャラを出す場合もある。

肝心なのは、人数とバランスなのだ。
小人数に一人のストーリーでは厚みがなく
大人数に大勢のストーリーでは成り立たない。
人数が少ない場合には
話に厚みを持たせる必要があり
大人数の場合には
主要キャラを選抜する必要がある。

と、ここで
テニミュに対して反論が起こるだろう。
大人数に、多くのストーリー。
ではなぜわかりやすく成り立っているのか。
それは、テニミュが漫画において
連載に当たるからだとぴここは思う。
客のほとんどが
役を、キャラを
わかった上で観ているからだ。
つまり
キャラを紹介する必要がないのだ。


そんなわけで
ストーリー重視なぴここだが
キャスト重視ならば
この理論は必要ない。
観たい人が主役であればいいのであり
観たい人に見せ場があればいいのだから。



以上。
お付き合いくださり
ありがとうございます。