彼は言った。
生きることに執着していない、と。
神なんて信じない、と。
人一人死んだくらいで
世界は変わらないのだから、と。
ああ。
そうか。
彼はあたしなんだ。
彼女は言った。
人間は自由だ、と。
彼らは
今を精一杯生きていた。
ああ。
そうだ。
彼女に出会いたいのは
あたしなのかもしれない。
彼らと走り抜けたいのは
あたしなのかもしれない。
あたしは彼に何を重ね
彼女に何を望むんだろう。
・・・とかなんとか。
拓弥、ヴィラ、ザロク、アリア
ただのキャラクターでは
終わらないようだ。
うん。
意味不でごめんちゃ。
なんとなく
早く拓弥を走らせたくなった。