入院してからは痛みがひどいし、お腹が張ってたのでちっともお腹すかなかった。
とはいえ、飲まず食わずで9日目・・・普通ならすくよね。
痛みは左半分だけになったし、「お腹すいたなあ~」とちょっぴり独り言が出るようになった。
自分でも回復傾向だと言うのがわかるくらい、精神的にも元気になってきた。
そこへ先生が朝の回診にいらして、
『どう?ぴこさん。もう1週間経ってるからそろそろ栄養を摂らなきゃいけないんだけど
管を入れるのも検討しないといけないんだよね~~。
もちろんリスクもあるけど、あれだけひどい膵炎だったから安全を見てね、うん。』
と言ってチラッとベッドの脇の棚にわたしがサインをせず置きっぱなしの同意書を見た。
(-""-;)むむむ
どういうことかというと、せっかくなので・・・調べたことをまとめてみると
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆膵炎とは(ごくごくサワリだけ)゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
位置: 胃と背骨の間にある臓器
働き: 膵液を分泌して、炭水化物・たんぱく質・脂質を消化する酵素を作って
胆汁と混じって十二指腸(胃の下につながってるやつ)に送っている。
胆汁と混ざることで消化作用が働く。
あと、糖尿病で知られるインスリンやグリカゴンというホルモンもここで
作られています。
これが炎症を起こしたわけで、なぜ炎症が起こすかというと
前者の酵素を含む膵液が何らかの原因で、十二指腸に送られず
逆流してきた胆汁と混ざって膵臓を消化するからなんだそうです。
原因: 胆石で管が詰まったり、アルコールが原因だと言われてる。突発性もある。
あえて「言われている」としたけど、いろいろ調べても、じゃあアルコールがどう作用してるのか
明確に書かれていない。まだまだ謎の多い臓器のひとつみたいです。
わたしもアルコールが原因だと言われました。でもそれはアルコールを多飲してたからだと思います。
処置: 絶飲食・・・飲食して食べ物が胃に入ると、膵臓も消化酵素を出そうとを働き出すため、
さらに自分を消化して炎症がひどくなるから。
点滴 ・・・主に水分補給と
①既に活発に働いている膵液の消化酵素の働きを邪魔する薬と
②炎症を起こしている部分が細菌感染を起こさないための抗生物質
を体に入れるためです。
(飲む薬もだめだからね)
③わたしの場合、胃液の分泌も膵臓に影響を与えるということで
「ガスター」と「ブスコパン」も入れてました。
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まあ、続きはまた!ということで、
点滴に多少の栄養は入っているものの、ほんとに絶食なんです。(お祈りはしません♪)
で、栄養が当然のように足りなくなるから、様子を見て流動食からはじめていくんだけど、
回復が思わしくない場合は、『中心静脈栄養』といって、右鎖骨の下辺りから管を入れて
心臓に近い静脈に直接栄養を送る方法とるみたいなんですl。
ちょっと外科的な方法なので、これには本人の同意が必要みたいなんだよね。
何日か前に受け取ったけど、
徐々に回復しているのはわかるし~~~
明日検査があるから、それで結果がよくなってるかもしれないし~~~
できればそういう余計な手術とかしないで、治療してほしいな~~~
って思ってて、サインしてなかったし、この時点でサインする気もなかったので、
「まだ体力もありますし、無理にやらないで、できれば自然に食事を取る形で
治したいんですけど・・・」って言った。すると、
『ああ、じゃあやりたくないってことね』
と言ってスタスタと部屋を出て行った。
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言いたくはないけど・・・・・・・・・・・・
ヾ(。`Д´。)ノそれだけかよ???
それだけしか必要性ないなら無理に手術しようとするな~~~
あくまでも、乙女の体に傷をつけて不純なもの(??)を体に入れようとしてるんだから
もっとちゃんと必要性とかどうしてそう判断したかと説明してよ~~
と思うぴこなのでした。
これを機にぴこは空腹感を決して表に出さない決心をしたのでした。(笑)