今回はPtoPのお話をしようかと思います!
前にしたかも分かりませんが(笑)
このPtoPとはPoint to Point の略称で、蛇の目基板などを使ってパーツ同士の線を繋いだものを指します。
蛇の目基板は、沢山穴の空いた基板の事です。
僕は両面が好きなのでよく使いますが、基本は片側のみランド(ハンダで固定する穴の周りの銀色のヤツ)を使用します。
両面の方がハンダ付けした面の裏側まで入っていくのでより固定されてる感があります。
(吸い取り線は苦戦します笑)
外周りのアースなどは長くなる為、ほかの切った抵抗などの線を繋いで伸ばしたりもします。
あとはICソケットなども足がないので伸ばす必要があります。
簡単なエフェクターの製作はコレでいけますが、複雑な空間系などはより複雑になるため作るのは結構大変です。
音を出してみると鳴らないこともよくあります(笑)
しかしこの一見手間のかかるPtoP、良いこともありまして、、
なんと音が良いらしいのです!!!!
と、ありますがこの辺りは色々と意見がありましてプラセボ効果だという人もいれば、全く別物なくらい良い音だという人もいます。
エフェクタービルダーである程度の規模でやられてる方は、PtoPの方が音は良いのは知っているが生産性の面でプリント基板を外注しているって方が殆どだと個人的に思っています。
最近は自作エフェクター界のインフラも整ってきて外注する人が増えてる気がしますね。
これもあくまで個人的な意見ですが、僕自身はPtoPの方が僅かに音がクリアに聴こえる、高音が鳴っている、曇りにくい印象です。
ただこれが全て良いかと言うと違っていて、適度な曇り具合が欲しい時もあります。
ぴ工房では、基板もハンドメイドで製作しています。
その際に少しこだわりを入れていて、それによってよりPtoPに近づけているような気がします。
そう、気がするのが大切です(笑)
ここからまた少し話が長くなりそうなので一旦ここで切りますね^ ^
次回は2日後に^ ^
ぴ工房でした!

