腕時計 第三十七号 「パリョート シュトゥルマンスキー」 | 航空戦史 雑想ノート【海軍編】

腕時計 第三十七号 「パリョート シュトゥルマンスキー」


航空戦史 雑想ノート【海軍編】


長らく更新が滞っておりました「今日の腕時計」ですが、身辺がそれなりに落ち着いてきましたので、再開しようと思います。

但し、この項で以前にも触れていたとは思いますが、現在は以前とは職場環境が大幅に違っておりますので、毎日更新することが出来ないかもしれません。
悪しからずご了承下さい。

さて、4月25日の「今日の腕時計」は、前回(4月24日)予告したとおりのボロなクロノグラフです。

旧ソ連製機械式手巻きクロノグラフの「パリョート シュトゥルマンスキー」と読むらしい。
文字盤と裏蓋にロシア文字が入っているのですが、読み方や発音はさっぱり判りません。メーカー名もポレオットとか言われておりますが、パリョートの方がロシア語風で正しいのではないかと思っています。

旧ソ連空軍のエリート中のエリートである宇宙飛行士に支給され、ソユーズの乗員が装着した時計と同型らしい。
まあ、東側のオメガのスピードマスターやブライトリングのコスモノートのようなものだったのでしょう。

外周に60分/秒の内転リングがあり、9時方向のリューズで両方向に回転します。
軍用のわりのは非常にポップなカラーリングの時計で配色がとても洒落ています。日付は6時位置でその上にソ連空軍のエンブレムらしきものがプリントされています。同じエンブレムは裏蓋にも刻印されています。

以前、モノマガジンの『世界の腕時計』に、日本人初の宇宙飛行士のTBS記者の秋山さんがソユーズで宇宙に行った時もこの時計をしていたと読んだ記憶があります。
但し、本が何処にあるのか行方不明なので確認のしようがありません。
詳しいことを知りたい方は自分でネットで調べてね!

さて、一ヶ月以上も端折って、今日の腕時計は?