電令作第二十四号
お寄りいただき、ありがとうございます。
最近は自分のブログを開くこともままならぬ忙しさで、ご来訪いただく皆様には申し訳なく思っておりました。
仕事が一段落ついたので、ぼちぼち掲載や更新を再開いたします。どうも、大変お待たせいたしました。
が、相変わらず未完稿ばかりなのはご容赦下さい。
さて、筆者は「知的しょうがい者通所授産施設(定員15名)」と「重度知的しょうがい者グループホーム(定員6名)」にかかわる仕事をしており、今般4月1日より施行実施された通称『障害者自立支援法』なる天下の悪法による利用者対応に苦慮しておりました。
この法律により、しょうがい当事者の「応益(!)負担」〈施設利用料、食費負担、障害区分認定〉により約400億円の国費が節約できるそうですが、沖縄の米軍基地グアム移転には約2兆円の経費を負担するそうです!!
生活保護水準さえ確保されていない多くの低所得のしょうがい者に対し、トイレに行くことも、外出することも、入浴することも、作業所に働きに通うことも「益」として、負担を義務づけているのです。
はたして、障害により利用せざるを得ないサービスが「益」と言えるのでしょうか?
また、更生医療、育成医療、精神しょうがい者の通院医療公費負担制度を利用している人々の医療を受ける権利をも脅かしております。
この法律はようやく定着しつつあったノーマライゼーションや地域生活移行の流れに大きなバリアとなり、国際的なしょうがい者権利問題にも逆行したものと言えるでしょう。
ブログとは関係無い事を書いてしまいましたが、筆者(あるいはT氏)は本当にこの法律を考えた大馬鹿野郎にこの場を借りて、
「てめぇー、一度俺んとこに来い! そして、1週間ボランティアでもしてみやがれ! 自分の考えた法律がいかに論点のずれた、しょうがい者の益にもならねー下らない数字合わせの法律だってことが判るからよ!!」
と、本気で言わせて貰います。