戦艦「陸奥」/飛行科 | 航空戦史 雑想ノート【海軍編】

戦艦「陸奥」/飛行科

戦艦「陸奥」/飛行科

 

 

【搭載機数】

二座水偵2機 

 

【飛行長兼分隊長】 

伊藤敦夫  大尉  (海兵63期)  二座水偵操縦 16年9月~10月 水母「瑞穂」:分隊長へ  

 

 

昭和17年11月6日
0650 対潜哨戒中の戦艦「金剛」 、同 「 陸奥」 搭載の九五式水上偵察機2機が、トラック島に付近にて特殊潜航艇母艦「千代田」に対して魚雷を発射した米潜水艦「グレイリング」を発見。
これに対し2機は60㌔対潜爆弾3発を投下(1発は故障で出来なかったと推測)。金剛機のものが至近弾となった。

この爆発で「グレイリング」は高圧パイプが後部電池室、後部発射管室で洩れ、すべての無線アンテナが破壊され、主バラスト・タンクのベント弁のパッキンもとれてしまった。
しかし、同艦は戦闘哨戒を続行した。


【戦果】
撃破:米潜水艦「グレイリング」(中破)[協同:九五式水偵・戦艦「金剛」同「陸奥」]

* 「グレイリング」は戦時中、5隻の日本商船を撃沈するが、18年9月9日にルソン島リンガエン湾沖で特設運送艦「 北安丸」 により撃沈される。
 

 

【参考文献】 

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[筆者注:調査未完のため、今後大幅に加筆・改訂を予定しております]