戦艦「金剛」/飛行科
戦艦「金剛」/飛行科
【同型艦】
2番艦「榛名」、3番艦「比叡」、4番艦「霧島」
【基準排水量】
32,200トン
【速力】
30ノット
【武装】
36センチ砲8門、15センチ砲14門
【搭載機数】
3機
【所属】
第二艦隊・第三戦隊・第二小隊〔「金剛」「榛名」〕 [開戦時]
【艦長】
小柳富次 大佐 (海兵42期) [開戦時]
「南方攻略作戦」
昭和16年12月4日
南方部隊本隊〔戦艦「金剛」「榛名」、重巡「愛宕」「高雄」、駆逐艦10隻〕馬公を出港。
マレー攻略陸軍部隊の護衛
昭和16年12月11日
カムラン湾に入港。
昭和17年2月22日
スターリング湾に入港。
昭和17年11月6日
0650 対潜哨戒中の戦艦「金剛」 、同 「 陸奥」 搭載の九五式水上偵察機2機が、トラック島に付近にて特殊潜航艇母艦「千代田」に対して魚雷を発射した米潜水艦「グレイリング」を発見。
これに対し2機は60㌔対潜爆弾3発を投下(1発は故障で出来なかったと推測)。金剛機のものが至近弾となった。
この爆発で「グレイリング」は高圧パイプが後部電池室、後部発射管室で洩れ、すべての無線アンテナが破壊され、主バラスト・タンクのベント弁のパッキンもとれてしまった。
しかし、同艦は戦闘哨戒を続行した。
【戦果】
撃破:米潜水艦「グレイリング」(中破)[協同:九五式水偵・戦艦「金剛」同「陸奥」]
* 「グレイリング」は戦時中、5隻の日本商船を撃沈するが、18年9月9日にルソン島リンガエン湾沖で特設運送艦「 北安丸」 により撃沈される。
【参考文献】
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[筆者注:今後大幅に加筆・改訂を予定しております]
初稿 2005-05-02
第2稿 2005-05-27 一部加筆