第五三一海軍航空隊 | 航空戦史 雑想ノート【海軍編】

第五三一海軍航空隊

呉鎮守府所管(常設)

第五三一海軍航空隊

【開隊】
昭和18年7月1日
呉航空基地にて

【装備機種】
艦上攻撃機
【原隊/原駐地】
呉航空基地(広島県)
【最終所属】
第十二航空艦隊/第二十四航空戦隊
【解隊】
昭和19年2月20日

【司令】
【飛行長】
【飛行隊長】


昭和18年7月1日付

広島県呉航空基地にて開隊。

千葉県館山基地にて練成。

     
昭和18年8月初旬

一四試艦上攻撃機[「天山」艦上攻撃機]18機を保有


第十二航空艦隊・第二十四航空戦隊に配属。

 

当初は北東方面に配備されていたが、昭和18年11月末にマーシャル諸島に進出した。

 

昭和18年11月末

マーシャル諸島マロエラップ島等に進出。

米軍のギルバート諸島マキン、タラワ攻略軍を在マーシャルの第二十二航空戦隊が数次にわたるギルバート沖航空戦(戦果はほとんど無かった)を展開していたが、その最中にマーシャル守備の担当が第二十四航空戦隊に変更された。
二十四航戦は米空軍との戦闘の最中で引継ぎを終え、同方面の航空戦を継続した。

昭和18年12月5日

「米機動部隊攻撃」
天山艦上攻撃機6機が、マロエラップ島を出撃。
ルオット島北東約一五〇浬(約227㌔) の米機動部隊攻撃に向かい、全機未帰還となる。
【編成】

天山艦上攻撃機6機
【戦果】

不明
【被害】

損失:天山艦攻6機
搭乗員戦死:18名


昭和18年12月7日付

内南洋方面基地航空兵力
一式陸上攻撃機30機(ルオット:七五二空/七五三空)
零式艦上戦闘機55機(ウオッゼ、マロエラップ:二八一空・二五二空)
天山艦上攻撃機10機(ウオッゼ:五三一空)
零式水上偵察機4機(イミエジ:九五二空)


昭和18年12月30日

早朝 米機動部隊がマーシャル諸島方面に来襲
連合艦隊司令長官は「丙作戦第二法」を発令。


昭和18年12月31日

ルオット島に米軍が上陸。


昭和19年1月1日

クエゼリン島に上陸開始。


昭和19年2月5日

通信連絡が途絶。

飛行艇6機、陸攻2機でマーシャル方面所在の搭乗員120名をトラックに収容。


昭和19年2月6日付

クエゼリン/ルオット所在の兵力約5,790名は玉砕と認定される。

五三一空も玉砕したものと推定された。

昭和19年2月11日

マロエラップ/ウオッゼは砲爆撃を受ける。


昭和19年2月18日

ブラウン環礁に上陸。


昭和19年2月20日付

解隊


【参考文献】

テーマ一覧「主要参考文献・資料」を参照下さい。

[筆者注:調査未完のため、今後大幅に加筆・改訂を予定しております]

 
初稿  2005-02-03

第2項 2005-04-23 加筆