第五〇二海軍航空隊
横須賀鎮守府所管(特設)
第五〇二海軍航空隊
『佐伯海軍航空隊』の艦爆隊を主体に、千葉県茂原基地にて開隊された。
【開隊】
昭和18年9月15日
【装備機種】
艦上爆撃機「彗星」36機 〔常用24機/補用12機〕 [開隊時]
二式陸上偵察機 8機 〔常用 6機/補用 2機〕 [開隊時]
【原隊/原駐地】
木更津航空基地(千葉県)
【最終所属】
第一二航空艦隊・第五一航空戦隊
【解隊】
昭和19年10月1日
【司令】
菅原正雄 大佐
【偵察機隊・先任分隊長】
菅原 信 大尉 (海兵64期) 偵察専修 ~19年3月1日付 三〇二空:陸偵隊へ
【偵察機隊・次席分隊長】
武田茂樹 大尉 (海兵65期) 二座水偵操縦 ~19年3月1日付 三〇二空:陸偵隊へ
【偵察機隊・分隊士】
永元敏幸 大尉 (海兵69期) 操縦 ~19年3月1日付 三〇二空:陸偵隊へ
余西為二 中尉 (海兵70期) 操縦 ~19年3月1日付 三〇二空:陸偵隊へ
馬場善通 少尉 (予備11期) 艦攻操縦 ~19年3月1日付 三〇二空:陸偵隊へ
勝目邦義 少尉 (予備11期) 操縦 ~19年3月1日付 三〇二空:陸偵隊へ
木崎義丸 飛曹長 (偵練) 偵察専修 ~19年3月1日付 三〇二空:陸偵隊へ
【偵察機隊・先任下士官】
上別府義則 上飛曹 (操練) 陸攻操縦 ~19年3月1日付 三〇二空:陸偵隊へ
渡辺建一 二飛曹 (丙飛7期) 操縦 ~19年3月1日付 三〇二空:陸偵隊へ
大石 弘 二飛曹 (乙飛16期) 偵察 ~19年3月1日付 三〇二空:陸偵隊へ
石黒幸三 上飛兵 (丙飛特14期)艦爆操縦 ~19年3月1日付 三〇二空:陸偵隊へ
木元義男 上飛兵 (丙飛特14期)操縦 ~19年3月1日付 三〇二空:陸偵隊へ
新 安雄 上飛兵 (丙飛特14期)操縦 ~19年3月1日付 三〇二空:陸偵隊へ
昭和19年3月4日以降
第五〇二海軍航空隊は特設飛行隊制度を導入。飛行機隊は攻撃第一〇三飛行隊に改編された。
第五五三海軍航空隊の艦爆隊が攻撃第一〇二飛行隊に改編され、第五〇二海軍航空隊に配属された。
また、付属していた陸上偵察機分隊(二式艦上偵察機)は、第三〇二海軍航空隊に配属(3月1日付)、陸偵隊とされた。【航空隊編成】
攻撃第一〇二飛行隊
【飛行隊長】
深掘直治大尉
【装備定数】
九九式艦上爆撃機
攻撃第一〇三飛行隊
【飛行隊長】
【装備定数】
昭和19年4月
攻撃第一〇二飛行隊の九九式艦爆18機が、福岡県築城基地を発進、中千島・松輪島へ進出。
昭和19年7月10日付
北東方面艦隊・第一二航空艦隊・第五一航空戦隊に所属
『第五〇二海軍航空隊』
攻撃第一〇二飛行隊
攻撃第一〇三飛行隊
昭和19年10月1日付
解隊
攻撃第一〇二飛行隊と攻撃第一〇三飛行隊は、『第七〇一海軍航空隊』に配属された。
【特記事項】
北海道の美幌、千歳基地へ進出し、南千島列島、オホーツク海沿岸の対潜哨戒、索敵に当たった。
【参考文献】
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[筆者注:調査未完のため、今後大幅に加筆・改訂を予定しております]
初稿 2005-02-03
第2稿 2005-05-30 一部加筆