詫間海軍航空隊

詫間海軍航空隊

昭和１８年６月１日
香川県詫間町にて開隊
（博多、天草の水上機、佐世保の飛行艇教育部隊を統合）

水上機の実用機教育を担当

飛行術練習生教程を実施。

【司令】

【副長】

【飛行長】

【飛行隊長】
日辻常雄大尉　　（海兵６４期）教官　操縦　１９年２月２５日～４月 航空技術廠飛行実験部員へ
【分隊長】
松本　　大尉

【教員】
本間　猛上飛曹　（乙飛９期）　偵察　　１９年２月～７月　重巡「利根」乗組み

【主要装備機】
九四式水上偵察機 零式水上観測機 零式三座水上偵察機 水上爆撃機「瑞雲」 　九七式大型飛行艇 二式大型飛行艇 二式練習飛行艇


　

昭和１９年３月１５日
福山、西条、天草に分遣隊を設置。

昭和１９年５月２５日

天草分遣隊へ、甲種飛行予科練習生１３期鹿児島空３０名が入隊。飛練３８期教程を実施。

昭和１９年６月１日

甲種飛行予科練習生１３期鹿児島空５０名が入隊。飛練３８期教程を実施。

昭和１９年７月２５日　

甲種飛行予科練習生１３期松山空前期９２名が入隊。飛練３９期教程を実施。

福山分遣隊へ、甲種飛行予科練習生１３期美保空４９名が入隊。飛練３９期教程を実施。

天草分遣隊へ、甲種飛行予科練習生１３期鹿児島空２３名が入隊。飛練３９期教程を実施。　

天草分遣隊へ、甲種飛行予科練習生１３期鹿児島空１７名が入隊。飛練４０期教程を実施。　

昭和１９年８月１日

甲種飛行予科練習生１３期鹿児島空８７名が入隊。飛練４０期教程を実施。

昭和１９年９月２０日

甲種飛行予科練習生１３期奈良空１０２名が入隊。飛練４１期教程を実施。

福山分遣隊へ、甲種飛行予科練習生１３期土浦空後期６７名が入隊。飛練４１期教程を実施。

西条分遣隊へ、甲種飛行予科練習生１３期土浦空後期７９名が入隊。飛練４１期教程を実施。

天草分遣隊へ、甲種飛行予科練習生１３期松山空前期（福岡空）２９名が入隊。飛練４１期教程を実施。　

昭和２０年１月２５日　

西条分遣隊へ、甲種飛行予科練習生１３期三重空・奈良分遣隊１４０名が入隊。飛練４１期教程を実施。

昭和２０年２月５日

甲種飛行予科練習生１３期三重空・奈良分遣隊９６名が入隊。飛練４２期教程を実施。

福山分遣隊へ、甲種飛行予科練習生１３期三重空・奈良分遣隊７９名が入隊。飛練４２期教程を実施。

天草分遣隊へ、甲種飛行予科練習生１３期三重空・奈良分遣隊３２名が入隊。飛練４２期教程を実施。

昭和２０年３月１日付

福山分遣隊が分離独立、福山海軍航空隊として開隊。
西条分遣隊が分離独立、天草海軍航空隊として開隊。

天草分遣隊が分離独立、天草海軍航空隊として開隊。　

昭和２０年４月２５日
改編
作戦部隊となる。
飛行艇隊、水偵特攻隊の二隊
大艇２０機、水偵約１００機
隊員約３０００名


【備考】
昭和１８年６月１日付
第一二連合航空隊に編入。

昭和１９年秋～
第八〇一海軍航空隊（飛行艇隊）が使用。

昭和２０年８月１５日現在
第五航空艦隊に所属

【司令】
松浦 義 大佐


【参考文献】

テーマ一覧「主要参考文献・資料」を参照下さい。　

[筆者注：調査未完のため、今後、大幅に加筆・改訂を予定しております]

初稿　　2005-01-27

第２稿　2005-07-20