東印海軍航空隊 | 航空戦史 雑想ノート【海軍編】

東印海軍航空隊

東印海軍航空隊

昭和19年10月1日付
開隊

所属:第十三航空艦隊

【司令】

【整備長】

 

【所轄基地】

ボルネオ島バリクパパン



昭和19年5月
第三八一航空隊・戦闘第九〇二飛行隊の夜間戦闘機「月光」2機が、夜間防空のためジャワ島スラバヤ基地に派遣され、10月1日以降は東印海軍航空隊の指揮下に入る。
毎夜1~2機で夜間哨戒を行うが、9月末まで交戦は無し。

昭和19年12月25日
「潜水艦攻撃/スラバヤ派遣隊」
スラバヤ湾口で、潜航に入る潜水艦を発見。
六番二号爆弾2発を投下。1発目は艦橋前方の右舷側を直撃、2発目は潜没後の左舷への至近弾になる。
その後、零戦が六番二号2発、零式水偵が二五番二号3発を油跟に向け投弾、完全撃沈。
【編成】
「月光」1機
 操縦・原 通夫上飛曹
 偵察・井戸善一郎少尉
【戦果】
撃沈:潜水艦 1隻〔協同〕
《連合軍側記録》
該当なし

昭和20年2月1日
「潜水艦攻撃/スラバヤ派遣隊」
スラバヤで浮上航行中の潜水艦を発見、六番二号2発を投弾し撃沈。
【編成】
「月光」1機
 操縦・原 通夫上飛曹
 偵察・井戸善一郎少尉
【戦果】
撃沈:潜水艦1隻
《連合軍側記録》
該当なし

期日不明
「潜水艦攻撃」
詳細不明
【編成】
「月光」1機
 操縦・田中末張上飛曹
 偵察・吉田健一少尉
【戦果】
 撃沈:潜水艦1隻

昭和20年3月10日
分隊長:酒井道夫中尉指揮の月光3機が、チモール島クーパン基地に派遣された。
チモール島からジャワ島へ引き揚げる陸軍の船団(十号輸送)を両側から護衛するため、東印海軍航空隊の指揮下に入った。
『クーパン派遣隊』 「月光」3機
【指揮官】
 酒井道夫中尉(操縦)

昭和20年4月8日
「潜水艦攻撃」
午後 酒井中尉機が、スラバヤで潜航中の潜水艦に投弾、致命傷を与える。
夕刻迄 「月光」5機が投弾、撃沈確実。
【編成】
「月光」延べ5機
 操縦・酒井道夫中尉
 偵察・
【戦果】
撃沈・潜水艦1隻
《連合軍側記録》
該当なし


【備考】
昭和20年8月15日現在
第十方面艦隊[第十三航空艦隊]・第二十八航空戦隊所属

【司令】
 是枝 操 大佐



 

【参考文献】

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[筆者注:調査未完のため、今後大幅に加筆、改訂を予定しております]

初稿  2005-01-30