私が毎日ご飯をあげに行っている、三毛ちゃんと白黒ちゃん。

 

正確に言うと、雨の日は行きません。

二匹とも出てこないから。

 

しかし他にもご飯をあげている人がいるし、いざとなれば近所の家に自分でご飯を貰いに行っていると、聞いたからです。

「家にご飯を貰いに来るのは、本当にお腹を空かしているときみたい」と、ご飯を食べに来る家の人から聞いたことがあります。

 

本題に入ります。

お昼頃に毎日二匹にご飯をあげに行く、90歳の女性がいます。

私よりご飯をあげる期間は長くて、近所のボランティアさんが尊敬している人です。

 

その女性は、今迄何度も餌やりを止めてくれと注意されています。

三毛ちゃん達にご飯をあげているのは、ベンチが置いてあって誰でも休憩出来る広場のような場所です。

その前に豪邸が建っているのですが、そこの家の人に怒られるそうです。

 

今迄何度注意されても心折れなかったのに、この前も怒られて「もうご飯をあげることを止める」となりました。

ボランティアさんがその話を聞いて、三毛ちゃん達にご飯をあげに来たら私が来ていることが分かりました。

 

90歳の女性から貰った、三毛ちゃん達のごはんを私にくれました。

なので今は、以前より毎日行かなくてはいけないという気持ちが強くなりました。

夫にこのことを話すと「猫の命がかかっているのに、何言ってんの!?甘えたことを言うんじゃない!!」って、以前怒られたよね?」と言いました。

「だったら、その人にも怒れば良いのに」と言う夫。

 

確かに私が以前、ご飯をあげたときに怒鳴られたことがあって、ご飯をあげるのを止めたいと思った時に、そう言われて怒られたことがあります。

 

「自分より10歳も年上だし、尊敬している人だから言えなかったんじゃない?」と夫に言いましたが、夫の言うとおり

とも思います。

 

私もいつ怒られるかと、気にしながらご飯をあげています。

豪邸から車が出てくる度に、冷やりとします。

 

昨日は帰ろうと道路に対して背を向けた時に、通りすがりのワゴン車から「猫にご飯をあげている奴がいる」と言う男性の声がして、びくりとしました。

 

夫に話したら、「車の同乗者に言うのと、貴方に向けて言ったのとで状況が違うけどどっち?」と聞かれました。

声は背中越しに聞いたので、分かりません。

 

今日ももちろん、ご飯をあげに行くけど怖いな。

何も言われませんように。