朝方猫の喧嘩の声で、目が覚めた。


庭に出て見てみると、やっぱりクロちゃんだった。


急いでご飯の準備をして、再び庭に出た。


私の姿を見て、凄い速さで逃げて行った。


私がご飯をくれる人だということを、忘れたのだろうか?


しばらく待っても、クロちゃんは帰って来なかった。


そしてお昼前に、再びクロちゃん登場。


今度こそは!と、ご飯を急いで準備した。


玄関を開けて庭を見ると、クロちゃんいた!


良かった!


私の前で、バクバクご飯を食べている。


クロちゃんは相変わらず、片目から涙を出している。


今日は、久しぶりの登場でなんとしてでもご飯を食べてほしくて、風邪薬は入れなかった。


入れる時間が無かった。


風邪薬の準備をしている間に、クロちゃんにいなくならないでほしかったからね。


何処かでご飯を貰っているんだろうけど、来ないと心配になる。


久しぶりに、私が出したご飯を食べてくれて良かった!


出来ることなら、また前のように毎日来てね。