りんごの木リンゴのママで作っている「障がいを持つ子どものママ」

が企画したお話会に参加した。


りんごの木は、障害があろうが、なかろうが誰でも

受け入れてくれるところ。


たまたま、娘のクラスや代にはいないけど、だいたいひとり、

ふたりはいるらしい。


あるママが入園前に電話で愛子さんに、

「ウチの子は自閉症なんですけど。。。と言うと、

「人間の子でしょ?なら大丈夫。」と、言ったそう。ニコニコ


だいたい、何を基準に「障害」というククリになるのだろう?


自閉症って?


知っているようで、よく知らない「障害」のこと、

「障害を持った子どもたち」のことを、りんごの木の子ども

たちのお母さんへのメッセージだった。


7名のお母さんが、それぞれの胸のうちを話してくれた。


子どもだって、十人十色。

その母だって、同じ。


ダウン症と自閉症では、見た眼から違うように、

症状も特徴もその子によって様々。


母の想いや考え方もそれぞれある。


多数派である健常者の私たちに、今後学校や地域で出会う

障害を持つ人達との間を結ぶ、ささやかな橋になれたら

いいなという思いで企画された会だった。


正直、身近にいないと全くわからないことばかりだと思って

いたけど、今日の話を聞いて、本当に知らなかったし、

「そうなんだ。」という事が多かった。


でも、どんな障害を持っていようが、お母さんたちの共通の

想いは、りんごの木のように、分け隔てなく皆同じ環境で

共に育てたい、育って欲しい、それがどんな子どもたち

にも一番だから!ということだった。


日本の義務教育は、35年前から導入された分離教育が

主流になっているため、小学校に上がるのが一番の難関

とのこと。


だいたいの先生が40人近くいる子どもたちの中で、

一人だけ特別にみることができないという理由で、

特殊学級や療育機関への進級を勧めるとのこと。


もちろん、その子の性格や特徴、障害の程度などは

違いがあるので、決めるのは親だけど、普通級に入れたい、

入れようと決めてから、学校側との折衝はかなりの

ハードルがあるのもわかった。


愛子さんも会の最後にお話していたけど、昔ならちょっと

変わった子がたくさんいた。


でも、それはその子の個性として受け止められていたことが、

今は何だかんだと呼び名がついてしまっていると。

そして、それを分け隔てする教育制度。


理由はわからないけど、自閉症は増え続けているらしい。


これからの世の中、分け隔てのない環境、どんな子も同じ

子どもとして地域も社会も受けれられるような日本になると

いいなと思った。


今日は、りんごの木以外の方もお話を聞きにきていたそうで、

総勢70名を超えたらしい。


勇気をもって話をしてくれたお母さんたちの話を

たくさんの人に聞いてもらいたいな。



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