スカッと!!
こんにちは!
今日は私が過去に経験した、スカッとする話をしていきたいと思います
私は新卒で銀行に入行したのですが、
銀行という仕事柄、業務内容も社内雰囲気も堅い感じでした。
私は以前とある霊能者の方に
「見た目によらず超真面目」(ちょっと失礼だなと思いました)
と言われたことがありましたが
実際に当時、真面目過ぎるところがあって、
真面目でかたーい銀行員生活は、真面目な自分には
不要なプレッシャーをかけ続け、
合っていませんでした。
そんな新入行員1年目のある日
(私が外国為替係で事務と窓口を担当していた時)
その係の課長代理(係のTOP)が
私に嫌がらせを始めました
毎日毎日、ネチネチと嫌味や意地悪な言葉で
私を緊張させ委縮させ
最終的には係全体(計4人)を巻き込んで
嫌がらせを毎日されていました。
先輩は仕事を教えてくれず→業務に支障が出る
他の係の人に聞くしかありませんでした。
休み時間は60分のはずなのに30分で帰ってくるように言われ
「ミスをしたらクビだよ」と脅されていました
また他の窓口の人たちが
ベージュなどの目立たないネイルをしている中
私だけはネイルを禁止されていました
初めは愛想が良かった係の先輩たちは
課長代理に従うように、
愛想が悪くなり、むしろ感じが悪く、適当な態度で、無視することも
課長代理と同じように
高圧的な態度で私に接してくるようになったのです。
また、家(銀行寮)に帰ると、違う部署の先輩からも
嫌な態度で接せられていました
そんな息のつける環境がない緊張と委縮の日々の中で
私はミスをするようになっていき
そこに更に漬け込む形で
嫌がらせ、パワハラがエスカレートしていったのです。
私はお昼休み、一人外で、死に方を考えるようになっていました
私は体調を崩していて、薬を服用していたのですが
ある日限界を迎え、銀行内で過呼吸で倒れ、
そのまま救急搬送されました
そして、大学病院の精神科閉鎖病棟に入院することになりました
自殺願望があったのです。
あらゆる検査やカウンセリングを受けましたが、
私の体自体には特に異常がなく
病名は適応障害でした。
私は銀行と同じ県内で一番の進学高校出身(県内では有名)で、
しかもその高校のミス●●高校でした。
(社内でも噂になって、みんな知っていました)
採用時には
「あなたのような優秀な人には、是非うちに来てほしい」
と太鼓判を押されて入社した
期待の新人だったのです
そんな人材がなぜ
精神科閉鎖病棟に入院することになったのか、
人事部が社内調査を始めました
行員たち全員に聞き取り調査が入り
私の同期達にも聞き取りがあったそうです。
同期「●●さん(私)はいつも私の愚痴や悩みを聞いてくれたけど、彼女からは聞いたことがない」
先輩「係内で仕事を教えてもらえていなくて、他の係の人や私のところにも聞きに来ていた」
同期「外国為替係のPCを使いに行った時、●●さん(私)に課長代理がネチネチと嫌な言葉をかけ続けていて気持ちが悪かった」
先輩「●●さんが倒れる直前、「ミスしたらクビにされる」と言っていたが、「ミスした位でクビになった人なんて過去に一人もいないから大丈夫だよ」と声をかけた」
など、行員たちが口を開いてきました
寮の同部屋の先輩の母親から謝罪の手紙が届いたので
よっぽど念入りに調査が入ったのだと思います。
適応障害は、「自分の置かれている環境で、
なんらかのストレスがかかってかかる病気」で
その環境や要因さえ取り除けば本人は回復する病気です。
私は、銀行と寮を離れたことで、
やっと息が吸える場所を確保し、回復していきました
入院中、何度もDVDや本やケーキなど差し入れを持ってきてくれた先輩や
手紙をくださったパートのおばさん
遠くからわざわざお見舞いに集まってきてくれた親戚のおじさんやおばさん、祖父母
一緒に戦ってくれた母
当時付き合っていた同期の恋人やその家族のサポートなど
今でも幸せな思い出です。
また、精神科閉鎖病棟というと
異様で不気味な印象ですが
入院している人達は、みんな優しくていい人ばかりでした
色んな経験をしてきた人たちと
色んな話ができて、一緒に過ごせて、楽しかったです
みんなあの時、ありがとう。
2か月入院したあと、私は元の元気な姿に戻り、
本店の朝礼で、全員の前で挨拶をして別れを告げ
実家の近くの支店に異動することになりました。
異動後しばらくは穏やかな生活が続きました。
先輩は優しく丁寧に仕事を教えてくれるし
分からないことはすぐに聞ける環境や
カバーしてもらえる環境がありました。
ところが、数か月後、異変が始まったのです
先輩がまた、仕事を教えてくれなくなり、
日々感じが悪く無視したり、
業務上必要なやりとりさえも、ままならなくなりました
理由は先輩からの嫉妬によるものでした。
その先輩の事を気に入っていた上司が
私を気に入ったからです汗
私からしたら、どうしようもないことでした
私はまた心身の状態が悪くなり、
銀行を辞めることにしました。
辞める前に準備していたことがありました
「一度の人生だし、好きなことを仕事にしよう」と思い
アロマが好きだったので
銀座のアロマの学校に通う準備をしました。
また、たまたま手にした
銀座No1ホステスの著書に
「銀座は一流の集まる場所」とあったので
「一流を見てみたい、知りたい」と思ったのです。
すぐにネットで高級クラブの求人などを調べ
人づてに銀座高級クラブに入店をしました。
それで昼は専門学生、夜は銀座高級クラブホステスとして
二足のわらじをはじめました。
交通費が省けるように、銀座圏内に家を借り、
仕事も学校も、徒歩か自転車で行けるようにしていました。
大変でしたが、自由でした。
ある日、以前勤めていた銀行の口座解約で東京支店に行くことになりました。
窓口で銀行口座を解約した後、
突然、以前私にパワハラをした上司が現れたのです。(不意打ちでびっくりしました)
そして、銀行ロビーに響き渡るほどの大きな声で
「申し訳ございませんでしたー」
と深く頭を下げられました
その時はびっくりして
そのまま、その場を立ち去りました。
きっと上層部から、余程のお叱りが入っていたんだと思います
カッキーーーーーーーン
以上、スカッとする話でした