最近では自分で刺青を入れる方がいらっしゃいます。
もちろん入れると言っても、当ブログでも紹介してきたような
広範囲であったり、色彩豊かなタトゥーではなく、
墨汁なので入れるなどの、ワンポイントで薄いものです。
それでもやはり自然と消えるものでなく、
目立ちもしますから、消せるものなら消したいと
カウンセリングでご来院される方も増えています。
お店ではなく自分で入れたくらいでしたら、
手術で傷痕を残すようなことはせず、
ぜひピコレーザーで消して頂きたい。
同じようにそう感じて頂けるのではないかというのが
今回紹介する症例です。
今回は照射後も紹介します。
右手薬指の卍のタトゥーになります。
実は指にワンポイントで自分で入れるという方は、
かなり増えてきています。
照射後は白くなりますが、すぐに落ち着き、
一ヶ月後が右側の写真になります。
一回でも十分な効果がでているのがわかりますでしょうか。
経過を見る限り、数回でかなり綺麗に消えるのではないかと思います。
【タトゥーの症例について】
タトゥーの症例は、途中経過のものです。
皮膚の性状により、完全に消えて、
入れる前の状態には戻らない場合もあります。
創傷治癒過程(傷が治ろうとする過程)
において炎症反応は必須であるために、
その結果多少の萎縮化や
瘢痕化を伴いますが、
程度によって適切な
処置や薬の処方をさせて頂きます。
照射後は一時的な色素沈着が起こります。
また、照射回数を重ねると
色素脱失が起こる可能性があります。