2024年3月10日投稿
【2011年特撮ドラマ】『仮面ライダーフォーゼ』
【特撮ヒーロー:仮面ライダーフォーゼ/如月 弦太朗】
【俳優:福士蒼汰】
【コメント】
今から13年前の作品。この作品に「アイのない恋人たち」に出演中の福士蒼汰さんも仮面ライダー俳優であまりにも有名なので後回しにしていました。「あまちゃん」の種市先輩役から推しになりました。同年代で比較的パッとした活躍がないのですが、前作に山P出演した海外ドラマ「THE HEAD」の続編に出演されたとのことで、海外進出に飛躍して欲しいと祈っています。
では、また。
【登場人物】
如月 弦太朗/ 仮面ライダーフォーゼ 演-福士蒼汰
天ノ川学園高等学校2年B組に転校してきた男子生徒。17歳。4月からは3年B組在籍。一人称は「俺」。
学園内では規定の制服を着用せず、短ラン・Tシャツ・ボンタン、つぶして薄くした革製の改造学生鞄にリーゼントという昭和時代の不良のような格好にアイデンティティを持つ。
転入初日にゾディアーツと遭遇し、賢吾から奪ったフォーゼドライバーで変身。当初は賢吾と対立するもユウキのアドバイスにより、自分がフォーゼに変身する肉体労働、彼に分析や助言を任せる頭脳労働という関係を成立させ、仮面ライダーフォーゼとして闘うこととなった。その後フォーゼの力で学園を守るべく独断で仮面ライダー部を創立、高校生活を楽しむ傍ら、仲間を集めてゾディアーツから生徒を守る闘いをくり広げる。
服装に反して正義感が強く、情に脆いまっすぐな性格の持ち主。ユウキとは幼馴染みで、転入した天高にて再会を果たす。小学3年時に両親が交通事故で死去して以降、祖父・吾郎に引き取られ、彼の仕事の関係上全国を転々としながら過ごしてきた。弦太朗に新しい友達ができるたびに両親が大喜びした感動と全国を転校し続けた経緯から、「友達を作る」ことに意義を見出して[注釈 5]おり、学園内では「この学園の生徒全員と友達になる男」[注釈 6]と自称している。友達になった相手には友情の確認の意味を込め、握手と共に互いの拳を数回打ち合わせる「友情のシルシ」を交わす。身体能力は高くケンカも強く、ダブルダッチという特技も持つ。一方で、勉強はからっきし駄目だが、初めてフォーゼに変身した際に、ユウキから少しスイッチの使い方を教えてもらうだけで自分で応用を効かせて戦うことが出来たり、それまで経験のなかったボクシングやギターを短期間の練習や経験で、ある程度こなせるようになるなど学習能力は高い。吾郎から受け継いだ「○○は心の××だ」が口癖で、対面時の自己アピールの時に、自身の胸を2回叩いて相手を指差すという動作をする。
平素の思考・行動こそ短絡的かつ型破りだが、おおらかな性格ゆえ「気に入らない奴ほど友達になる」と豪語するなど、周囲には悪事を働く者を含めて分け隔てなく接する。そういった考えの下で多くの人間と積極的に関わってきた経緯から、他人のクセや心に潜めた本質を見抜く洞察力と、周囲の言動に心を乱されにくい年齢不相応な落ち着きを併せ持っており、無意味に傲慢な態度をとることはない。ただし元々直情気質で思い込みが激しいため、よかれと思ってやったことが裏目に出て、相手の反感を買うことが若干ある。また相手の善悪にかかわらず友情を求めることも多いが、逆に一旦友達になった人間が必ずしも善だとは思っていないため、疑うこともある。なお年相応に異性に関心はあるが、色恋沙汰にはかなり鈍感。ただ天高のプロムの際には、美羽に加えてフォーゼに助けられた元スイッチャーの卒業生2人に誘われたり、3年時の同級生・高村優希奈に片思いされたりと、本人の意図しないところで中々モテている。
フォーゼになった経緯こそ強引だが「全てを受け入れよう」という姿勢からスイッチによるステイツチェンジを成功させ、積極的に仲間を増やしてきた行動により培った人間同士の絆によってコズミックステイツを実現させるなど、フォーゼの力を引き出すための高い資質を備えている。なお自分がフォーゼであることを隠す意識は薄く、緊急事態には周りに一般生徒や教職員がいても構わずに変身し、仮面ライダー部の活動についても平然と口にしているため、彼の関知していないところで正体を知っている生徒もいる。ただし「学園の平和を守る」など漠然としたことしか言っておらず、部の核心までは(特に教職員には)彼もさすがに口にしないため、彼と関わりを持たない生徒および教師からは単なる変わり者として見られている。
我望との決戦後は復活した賢吾、正式入部したハルと蘭を交え、仮面ライダー部を宇宙仮面ライダー部に改名し、宇宙へ旅立つことを目指して活動を再開した。
企画段階では強面の不良寄りのキャラクターであったが、演じる福士蒼汰にあわせて笑顔の似合うキャラクターとなった[2]。友達を作るという設定は、子供たちの日常と繋がった感覚で観てもらいたかったため、理由付けをしっかりとはしなかった[16]。通りすがりのお節介な転校生として誰かの代わりに宣言してやるなどといった行動は、弦太朗が背負っているものがない普通の高校生の男の子だからこそ他人のことも全部背負える主人公にするため、込み入った設定はほとんどが賢吾に設定され、気持ちだけで行動する方向に落ち着くものとなった。名前の由来は如月が「月の如し」、弦太朗の弦が「弦月」、朗が「良い月」の意となっている。
【作品情報】
『仮面ライダーフォーゼ』は、2011年9月4日から2012年8月26日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜8時から8時30分(JST)に全48話が放映された、東映制作の特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称である。
平成仮面ライダーシリーズ第13作にして、仮面ライダー生誕40周年記念作品。