【2015年邦画】『ビリギャル』 

【お母さん:工藤あかり】【俳優:吉田羊さん】

2024年3月8日投稿

現在ネトフリ配信中。何度観ても楽しく感動する作品。そこに出演されている吉田羊さん、お母さん役としてすっかり定着して貫禄あります。最近では「ふてほど」で2024年から1986年に息子キヨシと共にやって来たお母さんであり、フェミニストの社会学者役。「ビリギャル」では、どこまでも娘を信じて、寄り添う母親を見事に演じています。感動で泣けます。そして教えてくれる素晴らしい作品です。では、また。

【登場人物】

工藤あかり 演 - 吉田羊
さやかの母。さやかからは「ああちゃん」と呼ばれている。
家庭では静かな印象だが、3人の子供たちの成長を見守っている。

【作品情報】

2015年5月に土井裕泰監督、有村架純主演により『映画 ビリギャル』と題して映画化、映画公開に先立って2015年4月10日に文庫特別版が刊行された。

概 要
素行不良のギャルであり、高校2年生で小学4年生程度の学力しかなかった少女・さやかちゃん(小林さやか)が、坪田の指導を受け、周りと助け合い学力偏差値を上昇させ慶應義塾大学総合政策学部に現役合格するまでを描いた実話。書籍は2013年発行だが、モデルとなった女性は2014年時点で26歳であり、その高校時代のエピソードである。
2015年5月現在、累計発行部数は100万部超。表紙カバーに起用されている女性はモデルの石川恋であり、「さやかちゃん」本人ではない。

あらすじ
幼い頃から学校に馴染めず転校を繰り返していたさやかは、ある日の下校中、とある中学校の制服に目を奪われる。それを眺めていた母親が、その中学校ならエスカレーター式に高校や大学にあがれるため、ずっと好きなことをやって楽しくいられるから、と言って進学を勧める。それを聞いたさやかは、即入学を決め晴れて入学し、その後同じクラスのおしゃれ集団と仲良くなった。彼女らと行動するにつれスカートの丈は短くなり、化粧は濃くなり、勉強もせずに遊ぶ生活が続いていった。そのため高校では一番出来の悪いクラスに入れられ、授業中にもかかわらず雑誌を読んだり化粧をしながら日々を過ごし、挙句の果てには担任にクズ呼ばわりされる始末となっていた。