2024年2月25日投稿

【2017年特撮映画/漫画/アニメ】『亜人』

【特撮ヒーロー:亜人/下村泉】

【俳優:川栄李奈】

【感想】

今から7年前の作品。今最も話題の俳優、川栄李奈さんが出演した作品。この作品で川栄さん推しになりました。なぜか、感情豊かな演技、アクション、CG技術が進んだと言え、当時の日本映画としては素晴らしい出来だったと思います。作品内容はあまり覚えていないのですが、川栄さんだけは印象に残っています。ぜひ、また鑑賞したい作品です。亜人て不死身ですが、最後どうなったのでしょう、気になる。では、また。

【登場人物】

 

下村泉:川栄李奈

厚生労働省で戸崎の秘書兼ボディーガードを務めている。正体は「亜人」であるが、戸崎の活動に協力することにより、その庇護を受け世間に正体を公表されることなく過ごせている。容姿は良く中野には「すげえキレイ」と評されている、左目に泣きぼくろがある。本来の誕生日は4月4日。喫煙者で「KOOL」を吸っている。黒い幽霊(IBM)を操ることができ、本人はこれを「クロちゃん」と呼んでいる。彼女のIBMは、手の形状など人間に酷似した形となっているが、頭部が三角形の特徴的なシルエットを持っている。
実の父はすでに死亡しており母親の再婚相手の義父・聡に強姦未遂の被害に遭い抵抗した際頭を強く打ち死亡、生き返ったことにより亜人と発覚するという壮絶な過去を持つ。意識を取り戻した時義父から政府に売られかけていたため家から逃げ出し、身売りをしながらわずかな金銭を稼ぎ点々と場所を変え2年ほど生活していた。行き倒れ兵庫県内の病院(兵庫医療センター)に運ばれたがその時には体が衰弱しきっており再び死亡、生き返った後戸崎に協力を頼まれ以後行動を共にし、名前も過去も捨てるため元の名前「田井中陽子」から父の名字「下村」と母の旧姓「泉」から取った「下村泉」に変えた。彼女にとって戸崎は恩人。母親・さわ子は最後の最後で陽子(泉)を守ろうと夫を包丁で刺し男から子供を守ったが、自分も刺され両者共に死亡した。彼女は亜人の存在をそもそも知らなかったため、本人は一度目の死亡の際生き返ったのではなく頭を打っただけと認識していた。
フォージ安全での田中との戦いでIBM同士の頭が接触し記憶の混線を起こしている。その影響もあってか、大臣との会談の場で佐藤に裏切られ拘束された田中を自分たちの戦力にするため助けに向かう。田中を連れ去る車の前に飛び出し車の進行を妨げ、大臣の部下たちを殺害し中野と共に田中を助ける。麻酔銃で田中を撃とうとする大臣に3発の銃弾を撃ち込む。
戸崎から彼女が亜人である記録を保管していると嘘をつかれていたが、それをなんとなく理解しており、それでも戸崎に付き従い、最後まで逃げない意思を示した。その後、2人は互いに感謝し合って別れる。
田中を仲間に加え、入間基地に潜入した彼女らは佐藤の腕を探す際にIBMを2体操る亜人と戦闘になる。田中が2体のIBMを相手にする中、屋上で大声を出していた亜人を見つけ突き落とす。柵の上に落下した亜人は身体が真っ二つになり、そのまま復活したため身動きが取れなくなる。その後はウソの作戦として滑走路上に車を並べる作業を担当し、佐藤の腕を入れる穴が見つかった後は不測の事態に備えて中野の元へ向かうも、戻って来た佐藤の乗っていた戦闘機が基地内の給油所に墜落し大爆発を起こす。その爆発で発生した落盤が乗っていた車の上に落ち横転する。車から抜け出すとそこには大量に発生したIBMたちの姿があり彼女と田中はIBMを出して対抗する。IBMたちを倒した彼女たちは基地を出て行くヘリに掴まる佐藤と圭の姿を見て後を追う。基地の壁を彼女のIBMの力で乗り超えてヘリを追跡するが見失ってしまう。二手に分かれ捜索するか口論していた彼女たちの前にバイクに乗った佐藤が現れる。麻酔銃を持っていた彼女は引き付けて撃とうと狙いを定めていたところ佐藤に頭を銃撃され麻酔銃を落としてしまう。麻酔銃を拾った田中は近づいてくる佐藤を狙うも撃つことが出来なかった。項垂れる田中を見て責めることはせず、田中の肩にそっと手を添える。死亡した民間人の携帯電話を使って中野に連絡を取り、佐藤のヘリの情報とヘリに圭がぶら下がっていたことを伝える。その後、佐藤を確保した圭のIBM粒子の狼煙を見つけ様子を見に行く。
佐藤逮捕後、冬服を着る季節に彼女は田中を呼び出す。彼女も田中も髪を切っており、見た目が前と変わっている。田中は彼女から新しい身分を作るのに必要な資料を貰う。それは戸崎が死亡する前に作っていたものだった。彼女も自分の分のそれを使い「下村」ではなくなっていた。彼女は田中に行く場所あるのか尋ねる、無いと言う田中を彼女は自宅に住まわせてあげると言う。田中は困惑しながらも着いて来る。

【作品情報】

 

 

2017年9月30日より全国東宝系にて公開。主演は佐藤健さん、監督は本広克行氏。主人公・永井圭や敵対する亜人・佐藤の年齢を演者に近づけるなど、実写に最適化された設定変更が成されている。アニメ版で曽我部役を演じていた声優の鈴村健一の弟・鈴村正樹がアクション監督補佐を担当している縁から、鈴村健一が本作品では俳優としてアナウンサー・岩清水憲明役を演じている。また、永井圭役を演じていた宮野真守が本作品では圭のIBMの声を担当しているほか、佐藤役を演じていた大塚芳忠氏が本作品ではテレビCMのナレーションを担当している。
あらすじ(映画)
東都大学[注 82]付属病院の26歳の研修医・永井圭は、ある日トラックに轢かれて死亡したかに思われたが、死から復活した現場を大勢に目撃されたことから、国内三例目の亜人であることが判明する。その後、政府に拘束された圭は、亜人研究所で壮絶な人体実験が行われるが、そこに亜人の佐藤と田中が突入してくる。佐藤は押し寄せる警備員を殺戮して、圭を開放して「共に亜人の未来のために戦おう」と仲間に誘う。しかし、所員2人を殺そうとした佐藤に発砲して逃がそうとしたことから、佐藤と対立。幽霊同士の戦闘から逃れて、圭は屋上から飛び降りて研究所から脱出する。その後、佐藤と田中はマスコミの前で、政府による「亜人に対する人体実験」が行われていた事実が語られ、「亜人の人権」と「特別自治区」を認めるよう告白する。病院に入院中の圭の妹・慧理子を拉致すべく、亜人の田中の幽霊が現れる。政府の亜人関連の幹部・戸崎優の部下で、亜人でもある下村泉が幽霊で応戦して事なきを得る。山の方にある田舎に住む老女・山中に助けられていた圭は、テレビで慧理子の事件を知って病院の屋上に慧理子を呼び出し、妹と共に山中の家にやっかいになる。
亜人公式サイト「亜人.com」から仲間を募集した佐藤は、飛行機をハイジャックして厚生労働省のビルに突っ込ませて、大規模テロを行う。さらに、ショットガンやナイフで警視庁特殊急襲部隊「SAT」を全滅させる。そして「20日後の午後20時までに東京都を明け渡して亜人特別区にすること」を要求し、従わなければ東京都全域に「特殊神経ガスAJVX」を散布すると宣言する。政府は「九州南部の無人島もしくは北海道の一部に亜人特別自治区を制定する」と和解を求めるが、佐藤は交渉決裂する。
政府は、自衛隊の精鋭から招集した対亜人特選群の設立を決定し、亜人との徹底抗戦を宣言する。そして、戸崎の元に訪れた圭は、佐藤を倒すために協力を申し出る。神経ガスのあるフォージ重工業の秘書室に罠を張った圭たちは、アサルトライフルを持って強襲する田中たちを待ち受け、幽霊の粒子を目眩ましにして拘束する。しかし、自らの肉体を郊外にある破砕機でミンチにして、フォージ重工業に転送侵入した佐藤は幽霊を巧みに操り危機を脱出し、神経ガスを奪いさる。
そして佐藤と圭、田中と泉による亜人同士の熾烈な最終決戦が始まるのであった。