【1974秋冬ドラマ】『傷だらけの天使』

【食べ物:コンビーフ缶詰】

【食べ物:コンビーフ缶詰】

2024年1月20日投稿

作品の中で印象に残る食べ物は、コンビーフ缶詰。この作品のOPで、ショーケンがトマト>コンビーフ>トマト>ビスケット>コンビーフ>魚肉ソーセージ>トマト>牛乳>コンビーフをもくもく食べる。なんか音楽も食べるシーンもカッコ良くて真似してました。特にコンビーフは、そのシーンで初めて存在を知りました。コンビーフサンド今見かけませんね。高いからかな。

太陽にほえろ第一話で、ショーケンと水谷豊さんが共演されて、ショーケンが水谷さんをこの作品に呼んだこと、最近知りました。当時私は中学生、家族がいる中での視聴はハードルが高い作品でした。では、また。

【作品情報】

 

 

『傷だらけの天使』は、1974年10月5日から1975年3月29日まで、毎週土曜日22時00分 - 22時55分に日本テレビ系で放送された萩原健一、水谷豊出演のテレビドラマ。全26話。
内 容
 若者コンビの怒りと挫折を描いた、アンチヒーロー型の探偵ドラマである。ストーリーはバラエティに富んでおり、暴力団の抗争から捨て子の親探しまで幅広い。
 初期ではほとんどの回でヌードシーンが盛り込まれており、内容面では修と享が汚れ仕事をやらせる所長綾部(岸田今日子)に一泡吹かせようと反攻を試みるも、失敗するという展開が多かった。しかしこれで主婦層などの視聴者からそっぽを向かれたり突き上げに遭うなどされたために視聴率が1桁寸前にまでダウンする事態が起こり、これを受けて清水欣也プロデューサーが「第8話(1974年11月23日放送)から路線変更します」と宣言するまでに至った。
 後期では暴力やエロチックなシーンを抑え、歌謡曲や童謡などの音楽を主軸に据えた“ロマンチシズム”をイメージに、修と一人息子の健太とのエピソードも増やしてオーソドックスな探偵ものへの軌道修正が図られた。しかし表・裏両社会の権力からの理不尽な仕打ちに挫折する若者二人の姿は、最終回まで貫かれた。

登場人物 

木暮修(こぐれ おさむ) - 萩原健一
探偵事務所「綾部情報社」の調査員。24歳。中学卒。住居はエンジェルビルの屋上にあるペントハウス。性格は粗暴だが、仁義に厚く、非情に徹しきれない。危ない仕事ばかり回してくる綾部には不信を抱いており、金銭的に困窮していてもなかなか仕事を受けたがらず事務所からの指示に背いて独自の行動を取ることも多い。最終回で綾部から唯一高飛びに誘われ、京子からも『本当のワルに徹するか新宿のクズで終わるか』と決断を迫られるが肺炎で死んだ亨が見捨てられず、彼なりに手厚く葬った後夢の島へ死体を棄て、どこかへ逃亡した。趣味は浪曲のレコード鑑賞。剣菱をいつも愛飲している。死別した妻との間に一人息子の健太がいるが、金銭的な理由とあくどい仕事にこき使われている自分を見せたくなくて千葉の妻方の実家に預けている。このため子供には優しい。なお、息子の名前は高倉健と菅原文太から1字ずつを取って名づけた。
乾亨(いぬい あきら) - 水谷豊
修と同じく綾部情報社の調査員。22歳。修を兄のように慕い、修に張り付いて身の回りの面倒を見ている。修よりも純情かつ手堅い気質で、将来はお金を貯めて、修と健太と3人で暮らすことを夢見ている。親に孤児院に捨てられ家族の顔も知らずに育つ。自動車修理工として働いている時もある。リーゼントで頭にはポマードをべったりつけ、皮ジャンかスカジャンをいつも着ている。当時の設定としては時代遅れのスタイルとしてこの格好をしていたが、放送終了後に真似をする若者が急増し、第2次ブームを迎えた。劇中、頻繁に修を「兄貴ぃー!」と呼んで登場し、ある時は連呼する。最終回では自動車修理工を辞めてクラブのボーイとして働き始めるが、客のチップ目当てに真冬の噴水に飛び込み肺炎になったところで高飛びしようとする修に見捨てられ、ペントハウスの中で毛布に包まったまま孤独死する。