2023年8月2日更新

今日の再放送で、太巻きの悪人発言がありました。

①春子がGMTにステージ衣装を勝手に作ったことに

「あの薄汚いシンデレラめぇ~」

②GMTデビュー曲「地元に帰ろう」に

「1万枚売れなきゃ解散にしよう。地元に帰ろうだよ、うふっ」

 

 

 

【悪いヤツ:荒巻 太一】

【俳優: 古田新太】

 

 【日本ドラマ】『あまちゃん』 

【感想】

私の生涯で5本指に入る極上のドラマです。太巻きは、根っからの悪ではなく、会社の社長としての責任から変貌した一人。しかし、過去に鈴鹿ひろみの影武者として、歌っていた天野春子の運命を大きく変えたのは間違えないので悪人とさせて頂きました。シナリオ、キャストの人選、ほぼ完ぺきではないかと思いました。特に素晴らしいのは、古田さんの演技でした。映画監督の太巻き、演技指導の時の生まれたての小鹿の例えは、大爆笑でした。だだ1点違和感があるとすれば、足立ユイの人選です。美人でアイドルらしい人にするべきだったと思います。再放送があれば、また観たいものです。

 

 

 

【悪いヤツ】

荒巻 太一 演 - 古田新太
芸能事務所「オフィス・ハートフル」」(1991年設立)の社長で、アイドルを手がける芸能プロデューサー。1959年生まれの東京都出身。通称「太巻(ふとまき)」。
25歳までダンサーとして田原俊彦のバックなどで踊り、春子の出演した番組「君でもスターだよ!」にも出演していたが番組の終了で解雇され(75話)、1985年に26歳でスカウトマンに転身した。この時代、馴染みの純喫茶「アイドル」のマスター・甲斐に紹介され、アイドルを目指す春子と出会いデモテープを渡されたことがきっかけで(92話)、彼女に音痴な鈴鹿ひろ美の歌唱影武者を依頼した。2年後には春子の力で鈴鹿が歌手としてもブレイクしたこともありチーフマネージャーに昇格するが、春子自身をデビューへ導くことはできず、1989年に影武者を辞退し「潮騒のメモリー」でデビューを希望する春子と言い争い別れる(96話)。この一連のヒットで鈴鹿をスターにしたことで現在の地位に付いたため、彼女には頭が上がらない。
後に秋元康に憧れてプロデューサーになる。「アメ女」のブレイクで一躍売れっ子となり、ドキュメンタリー番組「プロダクトA」の密着取材を受けるほどになる(107話)。
自社のアイドルたちへの呼びかけは「ガール」で、プロデュースする曲は「振り先」(ふりせん。詞先のように、振付を先に考えて曲を後から作る)で制作して自ら振付をし、社長室にも大型の鏡を置いて常に新しい振りを考えている。アメ横の事務所にはめったに訪れないが、来たときはアメ女の正規メンバーたちに「無頼鮨」の特上寿司を出前でおごるのが常である(75話)。またオフィスに社是として「太いものには巻かれろ」といったフレーズを掲げ、著書のタイトルにもしているが春子によればそれらの内容は自慢話ばかりである(103話)。
2009年、北三陸の地元アイドルであるアキ・ユイらの情報を現地滞在中の水口から仕入れ(51話)、のちには自ら電話で直接2人にオファーする(65話)。この結果アキがオフィス・ハートフルに所属となり、当初はアキに対しても鈴鹿の付き人に斡旋するなど好意的に接するほか、「海女ちゃん」と呼ぶようになる(84話)。しかし春子の娘と知り動揺し(84話)し、圧力をかけて潰そうとする(101話)。営利主義で有馬めぐが抜けたGMTは売れないと決めつけた上に、デビュー曲「地元に帰ろう」を体面上「発売初週で1万枚売れなかったら解散」と宣言したり、春子からGMTのプロデュースに文句を言われて、「あの鬱陶しい東北のステージママ」などと発言する(105話)。さらにメンバーの承諾無くレコーディング音声を奇をてらい細工して、再び春子と言い争い別れる(107話)。アキがGMTを脱退したことにより、逆に本腰を入れて売り出し始める(108話)。一時はGMTを人気グループにするがすぐに伸び悩み、一方でアキの人気が高まりつつあるのに焦り、巻き返しのために映画「潮騒のメモリー」のリメイク制作を決意する(119話)。
プライベートでは一時期事務所公認で鈴鹿と交際し、彼女の希望で一緒に独立してハートフルを立ち上げるが、1年もしないうちに鈴鹿に再独立された。しかしその後も今に至るまで同居を続け(122話)、東日本大震災をきっかけに鈴鹿と正式に結婚する(141話)。
両手を脇の下に挟む独特のポーズをとる癖がある。また、東京都出身であるが関西弁が得意で、人を恫喝する時に使用する(95・107・129話など)。
若い頃は20歳も歳上に見られてしまう「老け顔の青年」という設定がなされており、26歳の荒巻も古田が演じている。

 

 

古田 新太(1965年12月3日生)

本名:古田 岳史(ふるた たけふみ)。愛称は古ちん。
兵庫県神戸市垂水区(現在は西区へ分区)出身。妻は元タレントの西端弥生。
芸名である「新太」は父(熊本県出身)の本名に由来する。当初は同じ表記の「新(あらた)」だったが、劇団☆新感線のチラシに「新太(あらた)」と誤記されたのをきっかけに今の芸名になった。

人物・家族
妻は元タレントの西端弥生。一女あり。
若いころから女性問題や離婚の危機などをメディアに書きたてられることもあったが、家族思いでありトーク番組で嬉々として娘のことを語る一面もある。

交友関係
無名時代は勝村政信の実家に度々泊まっていた。
趣味・嗜好
アメリカのプロレス団体WWEのファンであり、テレビ出演の際にも色んなスーパースターのTシャツを着ていたり帽子を被っている。なお、着用するTシャツ・帽子などのグッズは全て私物である。特に若いころは、細身であり食事に対する執着心が薄かった。喫煙と飲酒については「誰になんと言われようがやめられない」と語るほど執着している。2018年のドラマの完成披露試写会の際には、昨今の禁煙ブームについて語り、「ランチの時間にたばこが吸えないというのはどういうことか。本当につらい」「愛煙という言葉もわかっていただきたい」と不満を述べている。
思想・信条
確固たるポリシーがあって、携帯電話は持っておらずアナログ人間の側面も持つ。

 

【作品情報/あらすじ】

2013年度(平成25年度)上半期にNHKで制作され、NHK総合テレビジョンとNHK BSプレミアムで放送された連続テレビ小説・第88作目のテレビドラマである。

NHKが2012年(平成24年)6月4日の記者発表で概要を明らかにした。宮藤官九郎の脚本によるオリジナルストーリーで、宮藤がNHKで脚本を手がけるのは、連続テレビ小説以外も含め初めてである。ヒロインの天野アキ役に起用されるのは能年玲奈で、同年7月26日に記者会見が開かれて発表された。東京制作の連続テレビ小説では、『つばさ』以来4年ぶり(総合テレビでの放送時間が現在の8:00スタートに変更されてから初めて)にオーディションを実施し、1,953人の中から選ばれたもので、能年は初めてのドラマ主演となる。

第1部(第1週 - 第12週)では、東北地方・岩手県三陸海岸沿いにある架空の町・北三陸市を舞台に、東京の女子高生・アキが夏休みに母の故郷である北三陸に行き、祖母の後を追って海女となるが、思いがけないことから人気を得て地元のアイドルになる姿が描かれた。

第2部の前半(第13週 - 第22週)では、アキが地元アイドルたちを集めたアイドルグループのメンバーとしてスカウトされ、東京に戻りアイドルになるために奮闘する姿が描かれ、後半(第23週 - 最終週)では、現実世界で2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)を劇内出来事として扱い、アキが北三陸に再び戻り地元のアイドルとして復興に携わる姿が描かれた。なお、ドラマタイトルの『あまちゃん』には、「海女さん」の意味と「人生の甘えん坊(甘ちゃん)だったヒロインの成長を描く」という意味が込められているという。アキ(能年)以外の主要キャストについては、2012年9月6日の記者発表で第1部「故郷編」(第72話以前)の主要キャスト(アキの親族と北三陸の人々)が、翌2013年1月18日の記者発表で第2部「東京編」(第73話以降)の主要キャストが明らかになった。2012年10月18日に岩手県久慈市でクランクイン、翌2013年(平成25年)6月18日に最終話の第一稿が書き終わり、8月1日にクランクアップした。