【ウザいキャラ:TOSHIYA/前髪クネオ】【俳優:勝地涼】

 

 【朝ドラ】『あまちゃん』

 

【作品情報】

2013年度(平成25年度)上半期にNHKで制作。NHK総合テレビジョンとNHK BSプレミアムで放送された連続テレビ小説・第88作目のテレビドラマ。現在、再放送中。

 

【ウザいキャラ:TOSHIYA /前髪クネ男

 

 

 

128話に登場。アイドルダンスチーム「ZOO STREET BOYS」のメンバーで「潮騒のメモリー〜母娘の島〜」でトシヤ役を演じる。チャラい風貌で、常に手鏡で前髪を気にしながら腰を前後にクネクネ振っているため、アキから「前髪クネ男」とあだ名をつけられ嫌悪される。当初は劇中でアキとキスシーンを演じることになっていたが、突如本番前にファンからのイメージ悪化を理由に拒否し、カメラの角度を調整して撮影することになる。また、その際に「貪る様に接吻する」との台本のト書きを「踊る」と読み間違え、荒巻から怒られる。たった一度の出演ながら、TOSHIYAのキャラクターは視聴者に強烈な印象を残し、再登場を希望する声も現れた。

 

【俳優:勝地涼】

勝地 涼 1986年8月20日生、俳優、声優。東京都出身。フォスタープラス所属。堀越高等学校卒業。元妻は前田敦子。

小学校の6年次にジャニーズ事務所のオーディションを受ける。KinKi Kidsの大ファンで、『P.S. 元気です、俊平』を観たのをキッカケに芸能界入りを決意した。

母親の経営する生花店でドラマの撮影があり見学をしていたところ、当時の瀬戸朝香の担当マネージャーにスカウトされ現在の事務所に所属することになった。父親は都内に複数の物件を所有する不動産業者で、母親の生花店も所有する5階建てのオフィスビルにある。

2000年にドラマ『千晶、もう一度笑って』でデビューする。

2000年にドラマ『永遠の仔』で渡部篤郎演じる長瀬笙一郎(モウル)の少年期を熱演。

2005年には映画『亡国のイージス』で第29回日本アカデミー賞新人賞を受賞。この映画で勝地は、物語の鍵を握る青年・如月を演じるために、自衛隊へ体験入隊や真冬の海に入るなど過酷なロケに挑戦した。

2013年のあまちゃんでは、8月27日放送の第128回にて『前髪クネ男』ことTOSHIYA役で出演、わずか1回のみの出演にもかかわらず、強烈なインパクトを残した。

2014年3月26日、宮藤官九郎プロデュースで「涼 the graduater」名義で歌手デビューを果たした。これは、宮藤がパーソナリティを務める『宮藤官九郎のオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)の人気コーナー「宮藤官九郎の一行から始める作詞講座」から生まれた卒業ソング「ドラゴン気取りのティーンネイジ・ブルース」を歌うことになったもので、作曲は真心ブラザーズのYO-KINGが担当している。

2015年7月15日、「勝 勝次郎」名義でCDデビューを果たした。プロデュースは宮藤官九郎。2018年7月30日、「ど根性ガエル」で共演以来、同年春頃から交際していた前田と結婚。2019年3月には第1子となる長男が誕生した事を自身のインスタグラムで発表した。

2021年1月30日、前田と離婚協議中であると報じられ、勝地の所属事務所は「双方が弁護士を立てていることは事実」と認めた。同年4月23日に自身の公式サイトで離婚したことを公表した。子供の親権は前田が持つ。ただし子供にとって両親がいたほうが都合の良いことでは一緒にいることもあるという。

 

【感想】

このドラマには、ウザいキャラのベテランさんが多数登場していますが、中でも強烈なインパクトを残したのが「前髪クネ男」です。登場シーンのセリフ「ちょーやべぇーぜー」腰ジャラジャラが頭から離れません。たった一話の出演なのにまるでレギュラーの一人の様に脳裏に行き着いてしまった。まさに、ウザいキャラの頂点です。勝地さんバラエティ番組にもよくお見かけして、いつもチャラい感ですが、私生活も同じかもと思ってます。個人的には、もっとドラマに出演して、韓国、ハリウッドにも進出して頂きたい貴重な俳優さんだと思います。前髪クネ男登場回の後半、種市先輩演じる福士蒼汰さんの嫉妬に狂う演技も最高に笑えて、泣けました。一軒の価値ありです。