【個性が強烈なキャラ:お葉(およう)】
【俳優:北 香那】
【日本ドラマ】『どうする家康』
【作品情報】
2023年(令和5年)1月8日から放送されているNHK大河ドラマ第62作。徳川家康の生涯を新たな視点で描く。岡崎市、浜松市、静岡市で「大河ドラマ館」の開設されている。
【感想】
久しぶりに強烈な個性のキャラで、大笑いでした。北さんが演じるお葉のファンになりました。北さんは、無愛想で働き者の、家康初めての側室。侍女として松平家に入り、今川家臣・鵜殿家の血筋の娘。控えめで働き者、人の嫌がる仕事も率先してやるなど、気立てがよく、家康のそば仕えをする女性を探していた瀬名(有村架純)と於大(松嶋菜々子)に見初められるという役。最後は、国からのお達しの通り?(知らんけど)LGBTの落ち、しかし、最近ドラマに必ずと言っていいほどLGBTが詰め込まれてますが、不自然なのもどうかと思います。
【登場人物】
お葉(およう)演:北 香那
家康の側室。出自は鵜殿家庶流。
北 香那
物心ついた時から女優を志す。高島礼子と矢田亜希子に憧れて、小学校6年生時から芸能活動を始める。2010年、ミュージカル『赤毛のアン 〜アンからの手紙〜』に赤毛のアン役で出演する。2012年、CM NOWが主催する『第1回バーチャルCMオーディション』で榊原美紅とともにグランプリを受賞する。2013年、映画『震動』で耳の不自由な少女を演じる。2017年、350人が応募したオーディションを突破して、テレビ東京『バイプレイヤーズ〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜』に登場する中国人ジャスミン役に抜擢される。工場のアルバイトで中国人と関わった経験が、演技に活きることとなった。監督の松居大悟は、「もっとこの人が見たいと思えるような、目が離せない未知数な魅力を放つ北さんに賭けようと思いました。(中略)彼女の出世作にしたいです」と述べている。共演した俳優の松重豊は、「我々を前に物おじせず、こちらが刺激を受けている。6人を活性化させてくれる」と評価している。同年、月9ドラマ『貴族探偵』にゲスト出演。2018年、オーディションで「まっすぐな一生懸命さを買われて」、森見登美彦原作のアニメーション映画『ペンギン・ハイウェイ』の主演声優に選出される。声優の仕事は「夢」だったといい、今作では役と同じ小学校4年生の妹の授業参観に出かけて研究を重ねたという。8月15日、神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズ対読売ジャイアンツ戦の始球式に登板した。2019年3月31日をもってトヨタオフィスとの契約を解消したことを発表した。3歳からバレエを習っている。特技はモノマネ。趣味はショッピングと一人カラオケで、カラオケでは大森靖子の曲をよく歌う。その他には、好きなアーティストとしてゴールデンボンバーをあげている。女優の池脇千鶴を尊敬しており、「自然な、日常のようなセリフ回しがすごいと思いました。こういう雰囲気の女優さんになりたいです」と述べている。初めて印象に残った映画として『千と千尋の神隠し』をあげ、当時は全てのセリフを覚えていたと語っている。
実父は柏原城主鵜殿氏に従った加藤氏といわれる。加藤氏は信濃国の出身で、元は三好氏といって父の代に三河に移って加藤氏の名跡を称し、領内の定期市運営を担当していたことが知られる。柏原鵜殿氏は「上ノ郷城主鵜殿長持の弟長祐―長持の次子長忠」と続いた鵜殿氏の支流で、永禄5年(1562年)に上ノ郷鵜殿氏は徳川家康に攻め滅ぼされたが、他の鵜殿氏支流は徳川氏に服した。
西郡局は柏原鵜殿長忠の娘という身分で徳川家康の側室となり、永禄8年(1565年)家康の次女督姫(北条氏直室、のち池田輝政室)を産んだ。天正18年(1590年)に家康が江戸城に移るとそれに従った。鵜殿氏の菩提寺だった長応寺は永禄5年の上ノ郷城落城の戦火で焼失していたが、西郡局は下ノ郷鵜殿氏出身の長応寺住持日翁に帰依して多大な寄進を行い、江戸に長応寺を復興させた。
慶長11年(1606年)伏見城にて急死した。法名は蓮葉院日浄。同日には幕府重鎮の榊原康政が死去しており、西郡局は池田輝政の岳母、康政は輝政の長男利隆の岳父と共に池田家縁者だったため、人々は不思議に思ったという。家康の命により輝政が葬式を執り行い、京都本禅寺に葬られた。翌年姫路藩主の輝政は姫路城外に青蓮寺を建立して墓所を移したが、元和4年(1618年)輝政四男の山崎藩主池田輝澄が現在の兵庫県宍粟市山崎町山田に100石を寄進して移転している。池田家は寛永17年(1640年)播磨国を離れたが、青蓮寺は幕府より特別の保護が与えられて存続した。
【あらすじ】
今川家の人質として生涯を終えると思っていた若き日の家康は、桶狭間の戦いで今川義元が討たれたことにより、織田信長や武田信玄など、怪物が跋扈する戦国時代の真っ只中に放り出される。家康は、個性派揃いの三河家臣団や妻の助けを得て、波瀾万丈の時代を生き抜き、やがて天下を統一していく。