日本ドラマ 鹿男あおによし
2008年 フジテレビ ファンタジーラブコメ
原作 万城目学
玉木宏(小川先生)、綾瀬はるか(藤原先生)、
多部未華子(堀田イト)、児玉清(リチャード)
100点/100点
人生で5本に入る作品。ストーリー、キャラクター設定が緻密でかなり面白い。
私はドラマの撮影時奈良に住んでいました。
会社の中には、通行人として参加していた人もいました。
奈良、京都、大阪を舞台にした歴史ファンタジーは、現在までも
類を見ない作品だと思います。しかも、出演者が個性的で楽しい。
ぜひ、リメイクして欲しい作品です。
小川孝信はひょんなことから大学の教授に勧められ、2学期の間限定で奈良の女子高の
教師になる。しかし、生徒にからかわれたり、無視されたりとコミュニケーションが取れず、途方に暮れる。そうして迎えた10月。奈良公園の大仏殿裏にいた小川先生の前に突如鹿が現れ、人間の言葉で話しかけてきた、実はその鹿は1800年前から人間を守りつづけてきた存在で、60年に1度行われる「鎮めの儀式」で用いる目を運ぶ役運び番に小川先生を任命する。目は人間界で「サンカク」と呼ばれ、狐に「使い番」を任せられた女性から渡されると話す鹿であったが、小川先生は狐の「使い番」に気づかず、挙句に違うものを渡される。鹿は「目を鼠に奪われた」と言い、状況が理解出来ない小川先生に印をつけ、鹿にしてしまう。(印を付けられた人にしか見えない)そして鹿は「目を取り戻さないと日本が滅びる」と警告するのであった。ちょうど同じころ、東では火山性微動が続き、富士山が噴火する兆候にあった。一方、勤務する高校では年に一度のスポーツイベントである姉妹校との交流戦「大和杯(やまとはい)」が行われようとしていた。
そして小川はその優勝プレートが「サンカク」と呼ばれていることを聞く。剣道部の
顧問になった小川は、そのプレートこそ、鹿が言っていた目であると考え、人類を危機から救うために目を取り戻そうと優勝を目指すのだが、思わぬ事態が待ち構えていた。
対抗作品としてこれしか思いつきませんでした。韓ドラ「太王四神記」
宿命の星の下に生まれたタムドク(ペ・ヨンジュン)が幾多の苦難を乗り越えて、後に高句麗中興の祖といわれる第19代国王の広開土王となっていく姿を描くファンタジー時代劇である。
四神の朱雀が暴走を始め、青龍・白虎・玄武の三神で朱雀を倒そうとする。この辺りが「鹿男」と比べものにならないほど壮大なスケールですがやむを得ずご了承下さい