初めまして、ぴこです。
タトゥーのレーザー治療を記録していく前に、そもそもタトゥーを入れたきっかけや、消そうと思った理由なんかを少し書いておきたいと思います✏️

●タトゥーを入れた理由
これはとても浅はかで、「一生の覚悟…!決意…!」なんて大それたものでもなく。
当時18歳の頃に交際していた彼に入っていたタトゥーを見て、カッコイイな、自分もいれたいな、と思ったのがきっかけです。

「生涯自分の人生において大切にしたいものを体に刻む」という後付けをその時のいれる理由にして、ワクワクドキドキしながら彫り師さんのもとへ行ったのを覚えています。

ちなみに生涯自分の人生において大切にしたいものというのはピアノと薔薇の花でして、その2つを大事そうに手で囲うような絵を自身でデザインして、彫る作業だけ彫り師さんにお願いしました。

紫の部分は五線譜ですね。

なぜピアノと薔薇が大切なのかについては個人的な話になるので飛ばします🏃‍♂️

そんなわけで、後先など考えずに若さと勢いで入れてしまったタトゥー。

タトゥーって、日本でもかなり見かけるようになりましたし、偏見を持たない人が増えてきたように思っていて。
プールだってプール用にラッシュガード(?)着れば入れるし、温泉だってタトゥーの部分にタオルを軽くかけていれば問題ない。
うん、支障は別にない。←みたいな感覚でした。

現に、日常生活で支障を感じることは全くなく、夏場は薄手のサマーカーディガン羽織ったり、五分丈の半袖着たりしていたので、快適に暮らせてはいたんですよね。

でも、両親に対して申し訳ない気持ちや、消えない罪悪感のようなものが過ることが頻繁にあって。(両親は知らないので)

親からもらった体を…!←なんて一般論的な考えではなく、単純に、親に後ろめたいことがある、隠していることがあるというのが、自分的にスッキリしなくて。

そのたびに、「タトゥーがあったって私は私。私の中身まで変わってしまったわけじゃない…。」なんて心の中で唱えながら。(笑)
ごめんね、でも私は私のままだよ…!みたいな。

そんなこんなで年数が経つにつれて、タトゥーが入っている自分を100%受け入れられない、というか、100%今の自分を好きになれない、
要らないものが体にまとわりついてるなあ。という気持ちが増すようになっていました。

あともう1つのきっかけは、子どもです。
子どもが大きくなっていった時に、ママそれなあに?なぜ入れたの?どうして周りのお母さん達には入ってないの?と言われた時、子どもが納得するような答えを出せるかなと考えてみると、うーん、、、

私には無理です。

最もな理由があったなら声を大にして言えるかもしれませんが、両親や子どもに対して後ろめたさ100%の私では、なんの説得力もありません。

あと、子どもからしてみれば、タトゥーが入っているお母さん、入っていないお母さん、どっちがいいかと言われたら、入っていないにこした事はないと思うのです。

あとあと、私に子どもがいるということは、私の両親には孫ができたということです。
もう少し子どもが大きくなったら、みんなで温泉旅行なんかあるかもしれない。
子どもにとって、両親にとって、楽しい行事がたくさん待っているかもしれない。

その楽しみを、私がしょうもない理由でいれたタトゥー1つのせいで、理由を付けて行けなくしたり、行けたとしてもずーっと気にしたり。

なんだか、色んなことを考えれば考えるほど、これからの人生もったいない!!と思うようになって。

気付けばクリニックのカウンセリング情報を調べ漁っていました。笑