ビジネスマンとサラリーマンの違いは
自分の「健康基準」を持っているか否かです。

健康マネジメントの基本は
「健康に良い行動」が
「健康に悪い行動」を上回り続けていること。


しかし、現実では多くの人が
「基準なく」毎日を暮らしています。

付き合いで、なんとなくラーメン・ライスを食べる、
なんとなくテレビを見て夜更かしをする
という行動を繰り返しています。

結果、「不健康負債」が蓄積していきます。


自分の中に基準がないため、
今日の行動を振り返り、
明日に対策を講じることもありません。


香港でクレディ・スイスの女性役員と
お話をしていた時の事。

私の顔が普段よりもむくんでいたからでしょう、
こんなお叱りの言葉を頂きました。



「女性は、健康と美容を一定のレベルで保つため、
自分のあるべき姿と、そこからのズレに敏感。
そしてズレを自覚したらすぐに『リカバリー』を行う。

しかし、男性は、会社の予算と実績の
数値管理には敏感なクセに、
自分の健康と美容には驚くほど気を遣っていない」


確かに、当時の私は、
疲れたら栄養ドリンクを飲んで
その場をしのぐという、
典型的なメタボサラリーマンでした。

私が「健康マネジメント」に
興味があることを彼女に伝えると、
ある雑誌のイラストを見せてくれました。


それは、リーマンショックの
アメリカの状況を描いた“BAILOUT”と
タイトルされた風刺画でした。


そこには、今にも沈没しそうな船の上で、
船底に穴があいているのに、
甲板で水を必死にバケツで
くみ出している船員の愚かしさが描かれていました。


“BAILOUT”とは、直訳すれば
「緊急措置」という意味です。



しかし、ここではリーマンショック時の
経済危機への根本的な手当てをしない
「対処療法」の愚かな経済措置を
皮肉ったメッセージが込められています。




サラリーマンは、年に一回の健康診断
の1週間前に体重計に乗り、
慌ててサラダを食べ始めたり、
急ごしらえでランニングをし足腰を痛めたりします。


付け焼刃でサプリを飲み始める人もいます。
しかし、検査が終わるとすぐに、
いつも通りの習慣に戻ります。

まさに“BAILOUT”、対処療法です。

彼女は「対処療法に頼るのではなく、
健康基準を持ち、そこから誤差がでたら、
正しいリカバリー策を講じ、これを毎日繰り返すこと」
というメッセージを送ってくれたのです。


これから、少しずつ、
健康と不健康の選択の基準を
ご紹介して行きたいと思います。



ヘルシーライフマネジメント
代表  水野雅浩


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 healthylifepj@gmail.com

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