親として、子供を信じてあげることが一番重要で、そして一番難しいことだと思います。
私の両親は、どちらかというと子供達を両親の思い描く理想に近づいてほしいと願う
方でしたので、私が漫画家を目指すと言ったときも反対しましたし、実際にある週刊誌
で賞を得た後も、母は編集者に断りの電話を入れてしまいましたし・・
「漫画家で食えるわけない」という、考えから、私の将来を考えての行動だったのかも
知れませんが、私は今でも悔やんでいるわけです。親の勧めで大学卒業後に銀行に
勤めましたけれど、私は銀行員に向いて居なかったと思います。
しかし、人生の流れを変えるのは自分自身であることには変わりが無いので、誰の責任
でも無く、自分自身の責任ですから、親を恨むのは筋違いだろうとは思います。
私は信じて支えてほしかった、そう思うんです。失敗しても、それは自分の責任だと、
納得がいくでしょうから、自分の決めた道なら。
息子が先日、
「タップダンスをやりたい」
と言い出しました。
今までは、私の気持ちで息子の習い事を半ば強引に決めて通わせていましたが、
息子が始めて自分自身の考えの下、タップダンスという結論になったのなら、私は応援しようと
考えました。
途中で諦めたとしても、長く続けていったとしても、本人が決めたことならばそれでいい、
信じてやらせてみよう、そう思いました。
今後、息子が進みたいと思う道が、仮に親の私達とずれていたとしても、私は息子を
信じてあげたいと思います。
簡単そうで、実は一番難しいと思いますけれど、でもそれが親の努めのような気がします。