扉はヒカリの中に

キラキラってね
きれいだったよ










用事を済ませて
時間があったから
バス停の時刻表を見てみたら
港に行くのがあったの

朝から
なんとなく海に行きたくてね
うみ、うみ、うみー
気づいたら
港行きのバスに乗ってた

それから
フェリー乗り場に上がったら
船が来たから乗りました
往復切符を
気づいたら握ってたし

ほらほら
記憶なんてあいまい
思い立ったら即実行！

往復８０分

ぼんやり
フェリーにゆられゆられ
ふわふわとした心持ちで
なんだかおだやかに
ヒカリと波と潮風を眺めてた

考えてみたら６ヶ月
こんなのんびりする時間
案外持ててなかったなぁって

それから
なんの脈絡もなく
こんなことしちゃう自分は
キライじゃないなぁって

思ってみたりしたわけです

どこでもドアは
ほんとは至るとこにあって
ただそれを見つけたとき
開けられる自分か
開けないままの自分か
それだけの違いなんじゃないかって

たまには何にも考えず
こんな１日をすごさなきゃね

脳みそも感性も身体も
腐る一方だ

どこでもドアはいらないよ
何処へだって
この足で歩いて行ける

それから
それを笑ってくれる君だから
やっぱり好きだなぁと思ったんだ

たまにはいいこでいるよ
たまにはね

さて、
明日は何処に行こうかな