ぐらぐらの頭が物云う
誰かのいつかの言葉を
不意に思い出して泣く
愛することは赦すこと
そう思っていたのは只
僕だけだったのかしら
少女と処女の違いは何
処女でない少女の価値
そんな物在りませうか
ぐらぐらぐらぐらぐら
ｍｅ ｍｅ ｓｈｅ？
過去にすがってたのは
僕の方だったノずっと
変わり始めたセカイに
ついていけずに戸惑う
まだまだ未熟なままで
セカイを這いずっては
もがく僕で居タカッタ
電車のガラス窓に映す
僕の小さな顔はまるで
女子小学生とたいして
変わりやしないだのに
この瞳の穢れは二度と
消し去ること等叶わず
それでも只少女で在る
幻想を見続けた僕など
罪人でしかなかったノ
儚い夢を見続けました
叶わぬ事に泣きました
サヨナラなんて容易く
出来る筈がありません
過去に戻りたいなどと
馬鹿事は抜かしません
只今少女を生きること
赦して頂きたかったわ
あまり焦らさないでね
僕はあんまり脆いから
瞬間に崩れてしまうよ
だけれど強がりな僕は
それを隠しておくから
哀しい程に醜くなるよ
笑ってるから赦してね
赦してそして愛してね