もうにどと もうにどと



あの日の誓いを思い出して

もう一度

強く心に刻み付けるのです



この記憶がいつまでも

消えてしまいませんように



よかくんの

たんじょうびがこない



すてきで

おきにいり



おもいだしては

くちびるをかむ



27日は

同じテンポで

規則正しくやってくる



そうね、でも

こないね



こないんだ



こどもでいよう



綺の思いも

無駄にしたくはないけれど

綺はいつだって

ここにいてくれる



いつもいっしょに

星を見上げるんだ



きっと

このいのちが果てるまで

一緒だろうと思う



もう

言葉を交わすことがなくても



世界はいつか

終わってしまう



それまで

笑っていられるかしら



100歳を

迎えた記念のお写真を

見たんです、お客様のもの。



100年とは

ものすごい月日だ



その写真の中のおばあちゃんは

凛として、やさしく微笑んでいた



いつまでも

すてきな人でありたい



はなうたを口遊んで

写真でも撮っていよう

たまに絵を描いたり

お裁縫したりして





そうゆうおばぁちゃんになるよ



あのこ

こどもなのか

おとななのか

わからないわ

って

いわれたい

言われつづけていたい



学生の頃は

すぐ近くにあったその言葉は

いまはもう

当たり前のように

遠くへいってしまった



そう

僕らは確実に

おとなになってゆく



だからこそ

だいじにしているのです

こどもであったこと



少 女 時 代 よ 永 遠 に



太宰治の燈籠を読みました

そんな思いです



ちいさなことに

しあわせを感じられるひとでいたいです



ほんとうに

かなえたいゆめなど

ちっぽけ

ちっぽけね



だけど

どうして辿り着けないのか



人間とは

欲張りですね



綺は

星が見れるのならそれでいいと

そうゆうおんなのこでした



だからきっと

星になったのだと思います



とてもやさしかったので

やさしいヒカリを

今夜も

はなっているのでせうね



亜朱紗のように

珠音のように

ドリィのように

描く少女達はすべてが

僕の憧れた夢でした



そこに

到達できますように



夢は叶えるために

あるんですもの



いつも

自分を救うのは

過去の自分だけなんです



おかえり、ひかる



次の扉を開けるときです



picka

c l a p *