いい気分だったのに。
あぁダァリン!
どうして僕を置いて行ってしまったの?!
18歳になるはずだった
あの誕生日のことを憶えていらっしゃいます?
そうです、
5年振りに彼が一緒に祝ってくれた
あのお誕生日のことです!
2本多い蝋燭に
泣きわめいたあのお誕生日です。
その時の彼女の言葉を
僕は忘れてなんかいない!
あぁ!
どうして!!?
なんて嘆かわしい!!
此処に彼がいないだなんて!
うまくいかないというのなら
棄ててくださってよかったのに!
せめて
生まずに置いてくだされば
僕も貴女も
涙を流す必要はなかったではないですか!
解っていた
解っていたんです
あぁ
僕が間違っていたんです
ごめんなさい
この家に居てはいけないんだと
ずっと気づいておりました!
彼が居なくなったことを
ようやく現実として受け止めた時
悟ったのです
彼のいない僕に
意味などなかったこと
何もなくなってしまった
あの時をちゃんと
ちゃんと憶えております
どうして
それから次の春を迎えて
やっと外へと出たのに
どうしてここにまた
戻ってきてしまったのか!!?
彼が居ないのなら
此処に戻る意味などなかったはずだのに!
いったい何を過ったのか?!
目を瞑らなくても貴方の笑顔。
まさかこれがもう
幻想でしかないだなんて
愛する誰かさんへのラヴレター。
僕も彼と同じように
いつか遠くへ行くでせう
そしておそらく
此処へ戻ることはないでせう
彼がそうであるように
僕もその道を歩むのです
ですから、
さようなら
世界はあまりにきらびやかで
失神してしまいそう
さよなら
さよなら
宇宙は壮大です
何処までも、
澄み切ったブルー。
さて、
家出の準備を始めなければ。
9月の終わりまで待てないわ。
荷造りは着々と。
かわいいおんなのこへ、
僕らの逃避行への切符を
君の元へ届けます
「何処までも行くんです」
あぁ、
夏なんてだいっきらいよ。
picka
あぁダァリン!
どうして僕を置いて行ってしまったの?!
18歳になるはずだった
あの誕生日のことを憶えていらっしゃいます?
そうです、
5年振りに彼が一緒に祝ってくれた
あのお誕生日のことです!
2本多い蝋燭に
泣きわめいたあのお誕生日です。
その時の彼女の言葉を
僕は忘れてなんかいない!
あぁ!
どうして!!?
なんて嘆かわしい!!
此処に彼がいないだなんて!
うまくいかないというのなら
棄ててくださってよかったのに!
せめて
生まずに置いてくだされば
僕も貴女も
涙を流す必要はなかったではないですか!
解っていた
解っていたんです
あぁ
僕が間違っていたんです
ごめんなさい
この家に居てはいけないんだと
ずっと気づいておりました!
彼が居なくなったことを
ようやく現実として受け止めた時
悟ったのです
彼のいない僕に
意味などなかったこと
何もなくなってしまった
あの時をちゃんと
ちゃんと憶えております
どうして
それから次の春を迎えて
やっと外へと出たのに
どうしてここにまた
戻ってきてしまったのか!!?
彼が居ないのなら
此処に戻る意味などなかったはずだのに!
いったい何を過ったのか?!
目を瞑らなくても貴方の笑顔。
まさかこれがもう
幻想でしかないだなんて
愛する誰かさんへのラヴレター。
僕も彼と同じように
いつか遠くへ行くでせう
そしておそらく
此処へ戻ることはないでせう
彼がそうであるように
僕もその道を歩むのです
ですから、
さようなら
世界はあまりにきらびやかで
失神してしまいそう
さよなら
さよなら
宇宙は壮大です
何処までも、
澄み切ったブルー。
さて、
家出の準備を始めなければ。
9月の終わりまで待てないわ。
荷造りは着々と。
かわいいおんなのこへ、
僕らの逃避行への切符を
君の元へ届けます
「何処までも行くんです」
あぁ、
夏なんてだいっきらいよ。
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