恋ばかりを繰り返し

辿り着いたきょう



確かなのは

初めて恋をした日から

どんな恋もすべて

本物だったってこと



夏が来ると思い出す音楽



どれも確かに

ぼくは愛していたんだ



愛しているんだ

今も



恋は人にするものとは

限らないんです



ぼくの場合

対象はいつも

つくりだすものや

アート的な思考へでした



だからこそ

終わることはないんだ



恋が愛に変わるわけではなく

ぼくの場合は

愛から恋に達していた



いつかにも書いたけれど



人は

どんな恋を重ねてるんだろうね



なんてゆうか



あのとき恋した君は今

どんな恋をしてるんだろう



それにあの人は

あれから幸せな恋を

続けているんだろうか



そんなことを

考える真夏の夜



オンナノコに限らず

オトコノコもまた

素敵なアートなんだ



葉祥明で始まり

たくさんの

少年的なアートを

ぼくは追いかけてきた



オンナノコとして

少年的アートは

きっと生み出せないとわかってる



アートは

勝ち負けではないと

知っているけど

やっぱり

気持ちで負けてるとは

思いたくない



必死でやらなきゃ

殺されると思えるくらい



そんなものを

僕はやっと見つけ出せたんだ



殺されてもいい

それになら



いろんなとこに

寄り道したけど

ぼくのことだから

きっとまた迷うけれど

目的を見つけた



違う

気づいたんだ



だからやるよ

やるんだ



だってぼくは

生きているんだから

この世界に



僕は

オンナノコだけど

オトコノコじゃないわけじゃない



僕は分類されない

僕は、僕なんだ

ひかるは

ひかるでしかないんだ



連なる想いは

止むことを知らず

繰り返し

重ねてきたけれど

そうよ

たったひとつ

このこころだけが

真実



真っ直ぐじゃなくて構いません



ひたすら

進んでいきませう



どこまでも



どこまででも



ぼくなら

やれる



間違いなく



picka



c l a p *