ごみ拾いに行ってきました。
智恵子は東京に空が無いという
ほんとの空が見たいという
日時 2019/5/12日 5:30~6:35
場所 静岡市駿河区 草薙総合運動場周辺
・ごみ拾いに行ってきました。
・朝5時前に目が覚めていると、妻も起きてきて、ばたばたしたまま、出かけて行く。
義母が入院している病院へ行ったのですね。
・義母は朝の投薬によって1日の体調が左右されるようで、妻はその調整に向かいました。朝早くから、看病、大変そう。
・さて、ぼくは妻に続いて、ごみ拾いへ。今日はいつも行かないエリアに。
・先日、車のタイヤのホイールキャップを4回連続で見つけていました。今回も見つけたいな、と思っていたのですが見つからず・・・。
全国のホイールキャップファンのみなさま、申し訳ありません・・・。
・ホイールキャップを探しながら、途中立ち寄ったテレビ静岡の前でぱしゃり。
・その後、静岡県総合運動場に行きました。ここは広い施設で、野球のグランド、陸上競技場、トラック、体育館がいくつか、プール、テニスコートなどがあります。
・この総合運動場の良さは、空がすこん、と抜けていることです。
施設内に電柱、電線がないので、空を見上げると、とても広い空を見ることができて、ぼくはとても好きです。とくに夕焼けがきれいな日は、ずっと見ていたくなる空です。
・その空のことを考えていて、ふと、中学の教科書??か何かで見た高村光太郎の智恵子抄を思い出しました。
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「あどけない話」
智恵子は東京に空が無いという
ほんとの空が見たいという
私は驚いて空を見る
桜若葉の間に在るのは
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ
智恵子は遠くを見ながら言う
阿多多羅山の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとの空だという
あどけない空の話である。
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高村光太郎(1883-1956)
詩人、彫刻家。木彫家高村光雲の長男。精神の病をわずらった智恵子との生活の中で詠った智恵子抄が有名。著書には「道程」「智恵子抄」などがある。
下記より転記させていただきました。
http://www.mm-labo.com/culture/WiseSaying/ta/chiekohatokyonisoraganaitoiu.html
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・そうかぁ、智恵子さんは精神を患っていたのね。そういう前提でこの詩を読むと、また味わい深い。いまの義母と義父の心境に重なる()
・その後は、いま出店を計画しているリサイクルショップの候補とする店舗を探しながら、ごみ拾い。
・1時間程度で家に戻りました。
さてさて、日々いろいろありますが、今日が生涯でいちばんいい日になるように過ごしましょう。
すべてはこころ次第。
では、良い1日をお過ごしください。