19世紀のヨーロッパでは、医師が医学生を指導するために死体保管所で検死解剖し、その手で妊婦の出産を看護することは、、、当たり前でした(-_-;)/アセッ
実は当時のヨーロッパでは、衛生概念がまったくありませんでした。
感染症の原因は微生物ではなく、瘴気(しょうき)という「悪い空気」だと考えられていたのです。
現代ではもちろんそのような考えは後発発展途上国にもないと思います。いや、祈祷のような民間療法なら分かりませんがw
発展途上国の民間療法なんて怖すぎて受けられません(笑)
ちなみに俺は、かつてソロモン諸島で小、中学校のコンピュータの教師をしていた頃、現地でボイラと呼ばれる皮膚感染症になりましたが、細菌同定(童貞ではありませんw)をしてもらい、正しい抗生物質の投与を受けることができました。
19世紀の若きハンガリー人産科医、イグナーツ・ゼンメルヴァイスは、当時のコモンセンス(常識)を疑い、イノベーションを起こしました。
(引用開始)
死体保管所から産科病棟にもちこまれているのが何であるかはゼンメルヴァイスにもわからなかったが、ともかくそれを止める方法を彼は思いついた。医者は死体の悪臭をとりのぞくため、さらし粉(塩素化石灰)の溶液で手を洗う。それで悪臭が消えるのなら、死をもたらす何がしかの媒体物も消えるかもしれない。ゼンメルヴァイスは医者たちに、検死解剖と患者の診察の合間にさらし粉の溶液で手を洗うようにと指導した。一か月もしないうちに、医者のいる診療所の死亡率は助産婦のいる診療所と同じ水準にまで下がった。
(引用終了)
アランナ・コリン著 「あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた」(No. 603/5598)
自身で仮説を立て、それを検証し、結果を出したゼンメルヴァイスは医療現場に衛生概念を持ち込み、多くの患者を感染症から救うことに成功しました!!
ノーベル賞級の結果を出した彼はその後、多くの患者から感謝され、周りの医師からも尊敬を集め、プライベートも充実し、最高の人生を歩む、、、ことはありませんでした(-_-);
その後、彼はどうなったかというと、
(引用開始)
生前は産褥熱に対する自説に固執するあまり頭がおかしくなり、怒り狂ったり落ち込んだりをくり返していた。権威者たちをこき下ろし、産褥熱の予防に取り組まない同時代の医者たちを殺し屋と呼んで罵倒した。見かねた同僚の一人が適当な口実をつけてゼンメルヴァイスを精神病棟に呼び出し、ヒマシ油を無理やり飲ませた。暴れるゼンメルヴァイスを守衛たちが殴打した。彼は熱病になり二週間後に死亡した。おそらく傷口から感染症にかかったものと思われる。
(引用終了)
アランナ・コリン著 「あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた」(No. 616/5598)
科学的な手続きを経て、自分の仮説の妥当性を示したにも関わらず、社会はゼンメルヴァイスを受け入れなかったのです。それどころか、積極的に排斥する方向へと向かったのです。
結局、ゼンメルヴァイスの観察と指導が正しかったことが社会に受け入れられていくのは、彼の死後、フランスのルイ・パスツールが感染症の原因は瘴気ではなく、微生物のせいだとする細菌説を唱えてからでした。
ここでのポイントは、
自分が科学的に妥当なことを言っているのに、周りは賛同してくれないということです。
これは19世紀のヨーロッパのみにあらず、俺たちが生きる現代社会でも余裕で起こっていることです。
間違った知識が社会に蔓延しているなんて日常茶飯事です。
ゼンメルヴァイスの衛生に関連して、話題を広げてみます。
例えば美容関連で言えば、、、
シャンプーは不要ですw
*元気を出せ!と言いたい髪w
不要どころか頭皮のトラブルの原因になるので、徐々にお湯洗いにシフトしていくと、頭皮の状態も回復し、将来的にハゲずに済むかもしれません(笑)
ちなみに俺はもう2年以上、シャンプーをしていませんし、石鹸で身体を洗ってもいません。
歯磨き粉も一切使いませんが、口臭がするとは言われません。
あ、
ヘルスに行ったときは別ですけどw
ちなみに俺の風俗利用目的の1つに、風俗嬢に口臭チェックをしてもらうということがありますので(笑)
これまでたくさんの風俗嬢に聞きましたが、オッケーをもらえています(^0^)/
この辺の美容関連の議論はまた改めて書きたいと思いますが、基本的に全てビジネス目的の間違った情報発信でしかないというのが今の凸の立場です。
自分で試してみて、シャンプーもリンスも歯磨き粉も、少なくても俺には、必要ないことは証明できていますし。
まあ前歯の黄ばみが多少気になりますが、これは口腔内常在細菌叢にまだ問題があるという身体からのフィードバックだと捉えており、今後の課題の1つとしています。
さらに、
現代社会はインターネットの爆発的な普及により、情報の拡散速度は圧倒的になっています。
生み出される情報量も2010年の時点で、72時間で2倍になると言われていました。←出典を忘れてしまいましたw
俺みたいな非モテ出身の男にとって、ストナンという選択肢があるということ自体が革新的でした。
俺が最初に見たストナン動画がこちら!
Genki.jpさんの動画ですねー。
これを見たときは、俺とは住む世界が違うと思っていましたが、、、いや今でも違いますねw
俺はこんなストナンはできません(笑)
まあ声かけ数は同等レベルではあるかと思いますが。
そしてこちらです!
この動画で初めて中星さんを知り、衝撃を受けましたねー。
2人とも俺とはまったく別次元の世界の住人でしたが、、、今では足元くらいは見えたのではないでしょうか。
話がズレてきましたが、インターネットというツールの出現によって、俺はストナンの動画に出会うことができて、今こうして、初めての彼女を作るためにストナンしようぜっていうブログまで書いています。
明らかに社会は豊かになっています。
しかし、それはインターネットを使いこなせることが前提です!
それくらい小学生でもできるでしょ?
と言いたいのは分かるのですが、
インターネットで何かを検索するときというのは、すでに自分が知っていることを深堀りするときであって、まったく未知の知識を手に入れることはできないのです。
だって、知らないことは検索できないじゃないですかw
もちろん、
検索して引っかかった言葉をさらに検索にかけて情報を集めることはできます。
しかし、どの言葉に意識を向けるのかは、予め自分が何を調べたいのかというゴールに依存しています。
*ゴールまでの道を調べましょう!
だから何が言いたいのかというと、
ゴールが大切だということです!!
ゴールがなければ、何を調べるのか決まりません(-_-);
ずっと同じことをしている人はゴールがないのです。
ゴールとは自分が次に向かうべき新たな次元であり、過去の自分を粉砕する覚悟で突き進まない限り達成は不可能な次元のものです。
多くのナンパ師は、かつては「もっとセックスがしたい!」というゴールを持ち、過去の自分を捨てて本気で声かけしていたのだと思いますが、そのゴールがすでに達成した今、いつまでそれを続けるのだろうかと思います。
ゴールがないから、そういう人同士で即数の報告をしたり、あるいは今日の活動報告をして互いの心の傷をなめ合っているのではないかと勝手に推測します。
無意識でやっているだけかもしれませんが。
そういう人はいつもツイッターでしょうもないツイートばかり量産します。
自分の考えがないのですぐに他人の劣化コピーを流します。
それから特にこれですが、
いつも他人の顔色を窺いますw
特に自分に一番近い権威者のことはすごい気にします。
一般のほとんどの人にとって、それは会社の上司や学校の先生、先輩かもしれませんが、ストナン界隈でも同じ現象はいくらでも見受けられます。
社会の常識に囚われない!!!
と言うのはいいのですが、そういう自分も立派に自分の属するコミュニティの中の常識に従っていることにはなかなか気づけないのだと思います。
誰とは言いません。
あまり言うと、ゼンメルヴァイスと同じ運命を辿ってしまいますw
まあ構いませんけど。
常識を外れるとは村八分にされ孤独になることであり、そのあげくどこのコミュニティにも受け入れてもらえない覚悟を持って情報発信することかと考えます。
そして最終的に自分のコミュニティを作るに至るのではないかと。
俺もそのような棘の道を歩み始めています。
*いや、この道は余裕過ぎかw
そしてその先に、本当の仲間に出会えるのではないかと思います(^0^)/