とある法人案件にて修正対応を行った時に仰られた言葉。

 

つまり「こんな単純な作業でこの価格は高くない?」って事ですね。

 

因みにこの会社様も部品を1回折り曲げるだけで1,000円徴収するみたいです。

 

双方共にお値段だけで判断すればお高く感じますが、培ってきた知識や経験があるからこそご依頼があるのですが、ここで「やはり専門家だ」や「プロだなー」と思わせるにはそれなりに手法が必要みたいです。

 

前職の先輩で「5分で終わる作業でも雑談を行いながら30分要しなさい」と教わった事があります。

 

この意味とはお客様に「こんなに簡単に直るのならば依頼しなくても良かったのでは?」と思わせない事が大事との事ですが、なるほどと思った反面、このような時間稼ぎをしているから、この先輩は限られた案件しか出来ないのだ。と思った事があります。

 

これは30分もコミュニケーションを取る必要はなく、原因や解決方法をしっかりと説明を行う事ができるのであれば5分で終わっても何も問題はありません、そして残りの25分はヒアリングや診断を行い、追加のご提案を行えば双方にとって有意義な時間となります。

 

これらを学ぶのは「腕利きの医師」に診察された時が多く、幾度となくご紹介しておりますが、とある動物病院の先生の対応が本当に素晴らしく、扱いが優しくしかも処置が早い。人は知識だけではなく圧倒的な技術を目の辺りにした時は言葉を失うものです

 

私の場合、iPhoneの修理で対面で修理を行うのですが、始めて行う修理こそお時間はかかりますがこれを2500件程行うと、その一回一回で精度が増し、速度も上がるだけではなく、会話を行いながら手元では淡々と作業を行うことが出来るようになりました。

 

とあるお客様がそれを見て「プロの仕事を見た」と仰られた事がありますが「これでご飯を頂いていますから」と返答を行いますが、これを冒頭の「たった4回のクリックで3,000円?」と仰られるという事はまだまだ私の接客の技術が青いって事なのでしょう。

 

今年結成して30周年のB'zのボーカル"稲葉浩志さん"も「拍手を忘れさせるような演出をしたい」と仰られており、やはりプロは違うなーと思うのです。

 

 

常に上を向かなければ人間も仕事も成長しないって事ですかね?