先日、Zepp札幌に「PRIMALS」というライブに行ってきたんですよ、苫小牧から車で70分。連日の寝不足で運転だけなのにかなり遠く感じましたよ。また、こちらのアーティストの事などについては当店の記事( お休みの日にZepp札幌へ行きました )に書いておりますので宜しければ是非。

 

いやぁ・・・やばかった、演奏も素晴らしいのは当然なのですが、このライブはファイナルファンタジーXVのゲーム音楽をライブで演奏する催しなのですが、曲の終盤になると涙が止まらないんですよ。

 

普段から聴く邦楽も洋楽も好きなのですが、普段からゲームばかりやっておりますので、寄り添っている音楽としては一番「ゲーム内の音楽」を聴いている事が多いんですよね。なので元気を出したい時に聴く曲というよりは辛い時も嬉しい時も常に流れている音楽というという事になるのです。

 

今ままでネガティブな要素として書きませんでしたが、このゲームにハマっている全盛期の時期に自営業を営んでいる父が倒れまして、実家の経営が私の弟が舵を切る流れとはなり現在に至るのですが、これがかなりヤバかったんですよ。

 

父が倒れた事で明日向かうお客様の現場も分からない、父だけが知っている受注の見積もりの内容も知らない、見覚えのない請求が来て慌てふためくなど、日々が連日のように続きました。

 

弟とは連日深夜まで打ち合わせをして、帰宅をしても明日への不安で食欲も無く、テレビを観ても動いている映像を眺める事しかできなかったんですよ。

 

そんな時に、ふとゲームをしてみたんです、そうするといつもの様に操作ができて遊べるのです。無心でゲームをしましたね、辛い時でもゲーム内での物事は進むんですよ、それを連日帰宅しては30分でも10分でも必ず少しは遊ぶようにしました。

 

そして現在は軌道を取り戻し、今に至る訳ですが、そんな辛い時期を乗り越えた時も流れていた曲が目の前で演奏しているのですよ。涙腺が崩壊しましたよ、今ここでこの曲を聴いている事に幸せを感じたんですね、がっつり泣きました。

 

いい曲」というのは周りがどう評価してもどうでも良くて、自分が良いと思えば良い、シンプルにこれからもこのFF14の曲を聴いてゆきたいと思いますよ。